岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「今年の夏フェス」です。
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今年は、久しぶりにフェスの夏が帰ってきました。全国各地で開催されていますね。まだマスク着用で声出しはNG、ソーシャルディスタンスをとって客席を区切るなどフェスごとに規定があると思いますが、それでもみんなで集まって、音楽とダンスを楽しめる場所というのが帰ってきたのはよかったなと心から思っています。

僕も今年の夏は5~6本ほどの夏フェスに呼んでいただきました。僕にしては多めのフェス参戦です。フェスで全国各地に行くのも楽しいです。今年は、北は福島、南は鹿児島まで行きます。

夏フェス用に新曲もいくつか用意しました。僕のフェス用の盛り上げ曲は、お客さんに移動をしていただいたり、声を出していただくものが多かったので、コロナ下でやるのが難しいという問題がありました。でも、だったらこの状況下でもオーディエンスが楽しめる曲を作ったらいい、と考えたのが「フランスパーン」という曲です。歌詞の中に「フランス」というワードが出てきたら、みんながタイミングよく「パン!」とハンドクラップするという曲です。ハンドクラップにより一体感を出せるはずです。“はず”というのは、この曲は実はまだ完成していません。完全にアイデア先行で、今こうして発表をしていますが、たぶん、いや絶対に盛り上がる曲になるはずなので、今後の夏フェスで聴くことができると思います。楽しみにしていてください。もう一曲「サブマリン」という曲はもう完成していて、すでに静岡のフェスとエビ中とのツーマンライブで披露させていただきました。心地いいレゲエ曲です。ルーツロックレゲエ的なサウンドで、僕自身やっていて気持ちよくなれる曲です。力んで盛り上がるというより、力を抜いて、体を揺らすのにぴったりです。こちらもフェスで耳にしたら、ぜひ一緒に踊ってみてください!

コロナの状況下で、僕たちミュージシャンもいろいろ楽しんでいただくために工夫をしています。お客さんのみなさんも以前のように声を出したり、大勢で肩を組んで踊ったりできなくて、残念だなと思うかもしれません。でも、そのおかげでできることもあるはずです。ディスタンスがあるならその分、今までとは違う聴き方ができるかもしれない。この夏、久しぶりのフェスで、みなさんが新しい発見をできることを願ってます。

おかざきたいいく 自身キャリア最多公演数となるワンマンツアー「JAPAN TOUR」の開催を発表。10月~12月にかけて17道府県で18公演を行う。最新タイアップ・シングル曲「レディキャップ!」「季節の報せ」が配信中。

※『anan』2022年8月31日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND) 文・梅原加奈

(by anan編集部)

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