結成10周年のベストアルバム『MAN WITH A“BEST”MISSION』を聴くと改めて、MAN WITH A MISSIONがロックを軸に、バリエーション豊かな音楽性を発信してきたことと、その上で、いかにロックをやるかという強い芯を感じる。バンドを代表して、ギター/ボーカル/ラップを担当するジャンケン・ジョニーさんに話を聞いた。

今ダカラコソロックノ反骨心ガ力ヲ発揮スル。

Music

「自分タチノ音楽ハ、ロックバンドノ良イトコ取リナ側面モアルンデスネ。ソノカッコ良サヤ力強サハ出シツツ、ロックバンドガ持ッテル青クササ、青春性ミタイナモノヲ2020年ニナッテモ力強ク打チ出ソウトシテテ。コノ10年間、時代ノ流レヤ背景モ踏マエタ上デ音作リヲシテキタ、ソノ悩ンダ軌跡ガ自分タチニモ見テ取レテオモシロカッタデス。我々ノルーツハロックミュージックデ、ドレダケポップナ楽曲ダトシテモ、ソノ芯ハブレテナイナッテ」 

歌詞においても、「革命を起こして高みへ行くんだ」というメッセージが一貫している。

「自分デモ恥ズカシクナルクライ言ッテルコト変ワンナイ(笑)。『コレ何カチョット違ウンジャナイカ』トカ、『コウアッテホシイナ』ッテ思ッテイル反逆心ヤ反骨心ガ根底ニアル。ソノ気持チハ、バンドヲ始メル以前ノ音楽ニ触レタ瞬間カラ持ッテイタモノデ、未ダニ燃エ続ケテマスネ。何モ打チ負カシテナインデショウネ(笑)。瞬間瞬間デ、達成感ヤ充実感ハ幸セナクライ味ワワセテイタダイテルンデスケド、何カヲ達成シタッテ言ウホド確信ハ持テテナインデス。相変ワラズ自分タチガ、存在スルト信ジテル何カヲ追イカケ続ケテイルノカナアッテ気ハシマス。ソコガ自分タチ、ヒイテハロックミュージックノ美シイ側面ナノカナト思ッテイマス」

ベスト盤にも収録されている新曲「Change the World」はNHKサッカーテーマ曲。巨大なスタジアムが頭に浮かび、闘志が燃え盛るエネルギッシュな曲だ。

「童心ニ帰ッタトイウカ、初心ニ帰ッタヨウニモ思エル楽曲ニ仕上ガッタト思イマス。僕自身ノルーツデアル昔ナガラノギター、ベース、ドラム、ボーカルッテイウ形ヲ、今モウ少シドラマティックニ鳴ラスナラドウイウナンバーニスルカ考エナガラ作リマシタ。ココ10年ハ、海外デハロックバンドガヒップホップニ押サレテイル状況ガアル。今後ロックバンドハドウイウ音ヲ鳴ラスベキカヲ考エテ、素ヲ赤裸々ニサラケ出シタナンバーニナッテモイイカナッテ。今ノコロナノ状況モソウデスガ、コウイウ時ニコソ、ロックの持ツ反骨心ガ力ヲ発揮スルンジャナイカトモ思イマス」

では最後に。究極の生命体であるジャンケンさんは、ステイホームにおいて、どんな過ごし方を?

「ヒタスラPS4ノ『FINALFANTASY VII REMAKE』ヲヤッテマシタ。モウ3周シテマスネ。我々、CMニハ出演シテマスケド、ナゼカ曲ハヤッテナクテ(笑)。今、『あつまれ どうぶつの森』ガ流行ッテマスケド、我々ガ『あつ森』ヤッチャッタラ完全ニ癒着デショウ(笑)。絶対キャラ作ラセマスヨネ」

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ベストアルバム『MAN WITH A“BEST”MISSION』。最新シングル「Change the World」を含む全17曲収録。【初回生産限定盤(CD+DVD)】¥3,429 【通常盤(CD)】¥2,929(Sony Music Records)

マン・ウィズ・ア・ミッション “究極の生命体5匹”からなるロックバンド。2010年、ミニアルバム『WELCOME TO THE NEWWORLD』で全国デビュー。‘11年、アルバム『MAN WITH A MISSION』でメジャーデビュー。

※『anan』2020年7月29日号より。写真・中島慶子 インタビュー、文・小松香里

(by anan編集部)

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今日は土用入りの日で丑の日ですから「土用の丑の日」に当たります。さらに言えば12日後の31日もそうです。ウナギに限らず、五行思想では「冬(寒冷)・水・夜」と関連する「黒」が夏の暑さに対抗する色ですので、黒ごま、黒豆、黒酢、海藻などもよさそうです。栄養とエネルギーを補充して暑さに負けない体を作りたいですね。

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