“もう一度恋愛を頑張ってみよう” と思っていただけたら。
「初めて脚本を読ませていただいたとき、とにかく面白くて続きが気になりました。これからの展開が楽しみだなって。ある程度仕事を頑張ってきた女性が、その次に考えることは、結婚して家庭を持つこと。私のまわりでも、仕事と結婚の間で悩む女性は多いので、同年代としてさやかの気持ちはすごくよくわかるんです。だからさやかには、本当に幸せになってもらいたいなって」
そんなさやかにありえない復職条件を突きつけるのは、伊勢谷友介さん演じるカリスマ編集長・宇佐美博人。海外有名ブランドのマーケティング戦略を応用した恋愛テクニックを教示する型破りなキャラクターだ。
「さやかに恋愛テクニックを説く宇佐美の見事な演説は、このドラマの見どころの一つ。脚本を読んでいるときから“早く見たい!”と思っていたんですけど、撮影のときも伊勢谷さんの演技に圧倒されてしまいました。宇佐美は常に全身をハイブランドで固めていて見た目も個性的なのですが、言っていることは当を得ていて納得せざるを得ないんです」
宇佐美のセリフには婚活女子の心に突き刺さる名言も多数。なかでも波瑠さんが印象的だったというのが、“お前の客は誰だ? 男だ!”。
「これから恋愛していく異性をお客さん呼ばわりするなんて! と思う一方で、妙に納得してしまう自分もいて(笑)。こういうマーケティングを応用した恋愛格言以外にも、宇佐美のセリフには勉強になることがたくさんあるんです。海外ブランドの歴史であったり、こだわりであったり、私は知らないことだらけだったので、ただそれを聞いているだけでも楽しくて。伊勢谷さんはセリフの量が多くて本当に大変そうなので、カメラが回っていないときもあまり話しかけられませんでした。お邪魔したら悪いかなと思って(笑)」
不器用ながらもスパルタ婚活に奮闘するさやかの姿に、背中を押される女性もきっと多いはず。
「恋愛啓発ドラマと言ってもいいほど、たくさんのメッセージが盛り込まれています。さやかは決してお手本になるような女の子ではありませんが、この作品を見て、もう一度恋愛を頑張ってみようと思っていただけたら嬉しいです。恋愛模様だけでなく、婚活という取り組みを通して人としても成長していくさやかの姿を、ぜひ見守ってください」
『サバイバル・ウェディング』 フィアンセに婚約破棄され、仕事も恋も失ったヒロインが、スパルタ婚活に奮闘する姿を描く。出演/波瑠、伊勢谷友介、吉沢亮、高橋メアリージュン、ブルゾンちえみ、風間俊介ほか。NTV系毎週土曜22:00~放送中。
はる 1991年6月17日生まれ、東京都出身。主演映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』が10月26日公開予定。出演映画『コーヒーが冷めないうちに』も9月21日公開。
衣装協力・ステラシフォンTEL:03・6407・8461
※『anan』2018年7月25日号より。写真・女鹿成二 スタイリスト・三好マリコ ヘア&メイク・岩根あやの(スタジオまむ) インタビュー、文・菅野綾子
(by anan編集部)
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