
困難の乗り越え方が、階段の上り方に表れます。
地下鉄の駅で、目の前に階段とエスカレーターがあったとしたら、あなたはどちらを使いますか? というのも、普段、私はエスカレーターに乗って下りるとき、階段を使って下から上ってくる人を観察する癖があるのですが、実はそこで、ステキな女性に出会うことが多いんです! 階段を選ぶ時点で尊敬に値するのに、彼女たちの表情には余裕があり、とっても爽やか。体には負担のないエスカレーターでさえ、浮かない顔つきで乗っちゃう人が多いこのご時世に、すごいことだと思いませんか?
明るい顔で階段を上り続ける女性って、嫌なことがあったり、辛い思いをしたときでも、頑張れる人なんじゃないかなって感じます。目の前に立ちはだかる階段は、私たちが日々抱えている苦労や悩みと同じこと。「うわー…」と思って逃げるのか。それとも、「いい運動になったな~♪」と前向きに乗り越えていくのか。階段を上っているときの姿や表情に、その人が人生でつまずいたときの、行動の仕方が表れているのでは…!?
そんな、困難にもヘコまない女性になりきるには、エスカレーターという選択肢を脳内から削除して、階段を上るクセをつけるところから始めるのがよさそう。そして、まるで富士山の8合目にアタックしているかのような辛い表情はやめて、 すれ違う人が素敵だなと感じるように“明るく、楽しく”をキープ。すると、自然と足腰が鍛えられて筋力がつくし、ヒップラインもアップすると、いいことだらけなんです!
そう、階段を見つけたら、“自分がきれいになるためのトレーニング”だと思うのがいいのではないでしょうか? 脚で上るのではなく、「いい女になるぞ」という前向きな心意気で上っていけるよう、私も頑張ります!
※『anan』2017年7月26日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府真衣 文・重信 綾
(by anan編集部)
【人気記事】
※なぜ自殺をしたいと思うのか…看護師目線で描かれた『精神科ナースになったわけ』

※ 【不倫相手の旦那に…】男が思わず「スクショした」女からのLINE
