独特なセリフとスピード感は他の漫画では味わえません!
初めて読んだのは、大学1年生のとき。同級生が持っていた文庫版コミックがきっかけだそう。
「最初は、名言、効果音、絵や色使いなど、ディテールの一つ一つに夢中になっていきました。でも読むほどにストーリーの面白さに目覚め、毎日、本屋さんで1冊ずつ買って帰り、あっという間に全巻揃ってしまいました(笑)。大胆なコマ割りとそこにドーンと載ってくる効果音の文字など、スピード感が素晴らしい。疾走するだけではなく、ちょいちょい“ネタ”みたいなものを挟んでくる独特のテンポ感もたまりません。基本は戦いの物語で、その描写も結構激しいです。でも、その奥で描かれている“人間の生き方”の奥深さは、大人にこそ響くメッセージだと思います」
各パートごとに別の舞台と主人公が登場して、物語が展開する。
「Part3からは“スタンド”と呼ばれる特殊能力を持った人たちが登場してくるんですね。そこから物語により動きが出てくるので、おもしろさにも拍車がかかります。ちなみに私は、なんでも紙に封印して自由に取り出せる“エニグマ”っていうスタンドが使えるようになりたいんです。アツアツのラーメンを封印して、好きなときに食べるのが夢です(笑)」
内田さんが語る「ジョジョの奇妙な冒険」の注目ポイント3つはこちら!
“ジョジョ”は1人ではない!
物語の始まりは19世紀末のイギリス。主人公の貴族ジョナサンの家に、養子としてディオという少年が迎え入れられることが全ての始まり。「Part1はその2人の物語で、以降も彼らの血を引いた人物が、時空と国を超え登場します。どのパートでも主人公は“ジョ”を含む名前を有していて、みんな“ジョジョ”の愛称が。どのジョジョも個性的で本当に魅力的。ちなみに私はPart4と、なんと女の子が主人公のPart6が最も好きです!」
恋してしまうほど、魅力的なキャラクター
主人公のジョジョ以外にも、素敵なキャラクターが登場するこのマンガ。内田さんに、“付き合いたいキャラ、ベスト3”を選んでもらいました! 「本当に悩ましいんですが…、1位はやっぱり岸辺露伴です。どこか秘密めいていて、なんだか惹かれる…。2位は女の子を熱く愛する姿がたまらないアナスイ、そして3位はキュートな年下ボーイのナランチャ。個性豊かなキャラが勢揃いしているので、どの女子の好みにも対応できると思う(笑)」
生き方をめぐる哲学が深い!
世代を超えて続く、血と情念の物語。その奥底には、生きること、そして人間そのものを讃えるメッセージが込められている。「歴代のジョジョと、その敵を見ていると、たとえ運命が決まっていても、諦めずに希望を持って戦う、という覚悟を感じます。一見ただのバトル漫画に見えますが、実はテーマがすごく深い。私自身もこの漫画を読んで、こんな気持ちで生きられたら…と思いますね。大人の心にこそ、このメッセージは響くのでは」
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