オイル、バーム、ミルク…正解は? 美容ライター直伝「自分に合ったクレンジングの選び方」

ビューティ
2023.05.05

文・比嘉桃子

クレンジングは肌に負担がかかる行為。とはいえメイクをした日であれば、クレンジングをしないわけにはいきません。そこで重要なのが「どの種類のクレンジングを使うか」というもの。オイル、バーム、ジェル、ミルクなど、さまざまな種類があります。では、どういう時にどのクレンジングを使えばいいのでしょうか。化粧品検定1級を保有する美容ライターが、クレンジングの選び方について解説していきます。

クレンジングは「洗浄力」の違いが重要!

クレンジングには、オイルやミルク、ジェルなどさまざまな種類があります。もちろんそれぞれテクスチャーは違うのですが、もう一つ大きな違いは「洗浄力」です。

一般的に、洗浄力が高いと肌への負担も高く、洗浄力が弱いものは肌にやさしいとされています。つまり、洗浄力が高いほどいい、肌にやさしければいいというわけではないんです。

では、どうやってクレンジングを選ぶのか。筆者のおすすめは「メイクの濃さで使い分ける」という方法です。ナチュラルメイクの日としっかりメイクをした日では、落としたいメイクの濃さが違います。そのため、クレンジングに求める洗浄力も変わってくるはずなんです。

そこでここからは、クレンジングの種類別の特徴とおすすめの使用シーンを解説いたします。

クレンジングオイル

油分が多く含まれているため、メイクアップ用品の油分となじみやすく、メイクをしっかりと落とすことができるクレンジング剤です。他のクレンジングに比べると洗浄力はかなり高めで、毛穴汚れをオフしたい時にも適しています。

洗浄力の高さにより短い時間でメイクをオフすることができるため、濃いメイクの日におすすめ。肌に摩擦がかからないよう、たっぷりのオイルで擦らずに洗ってください。

洗浄力が高い分、乾燥をしやすいという特徴も。乾燥が気になる方は、他のタイプのクレンジングを使用する、もしくは使用後の保湿を心がけましょう。

筆者おすすめのクレンジングオイル:スリー「バランシング クレンジング オイル N」

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THREEの「バランシング クレンジング オイル N」はみずみずしいテクスチャーのクレンジングオイル。植物由来の成分が多く配合されており、やさしい使い心地です。

しっかりメイクを落としてくれるだけでなく、皮脂や汚れもオフ。すっきりとした洗い上がりなのに肌がつっぱらず、使いやすいクレンジングオイルです。

リフレッシュできる香りもお気に入りポイントの一つ。1日の終わりを良い気分で過ごすことができますよ!

<商品概要>
商品名:THREE バランシング クレンジング オイル N
容量:185ml
価格:¥4,840

クレンジングバーム

固形タイプ、半固形タイプのクレンジング。オイルを固めたもので、肌にのせると体温で溶けてなめらかになります。オイルの次に油分が多く、洗浄力が高いクレンジングです。

オイル同様、しっかりとメイクした日におすすめ。オイルに比べると仕上がりがしっとりするものが多いため、オイルだと乾燥が気になる人はバームを使ってみるといいかも。

乾いた手での使用を推奨している商品が多く、お風呂前などに使用するとよりメイク落ちを実感できます。

筆者おすすめのクレンジングバーム:ユアン「BQクレンジングバーム」

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99.5%が天然由来成分でできている「BQクレンジングバーム」。肌にのせるとじんわりと溶けて、摩擦なくメイクを落とすことができます。

スルッとしたメイク落ちと、しっとりとした洗いあがりのバランスが魅力。肌にストレスを与えることなく使えて、角質や毛穴のケアまでできてしまう優れものです。

可愛らしいボトルデザインで、手に取りやすいところに置いていてもおしゃれ! 帰ってすぐにクレンジングしたい時などは、特に手に取りがちです。

<商品概要>
商品名:BQクレンジングバーム
容量:95g
価格:¥3,850

クレンジングジェル

とろっとしたテクスチャーが特徴のクレンジング。摩擦が生じにくいため、やさしくメイクを落とせます。

オイルやバームと比べると洗浄力は劣るものの、肌への刺激が少ないタイプ。ナチュラルメイクの日や、肌への負担をかけたくない日にぜひ使ってみてください。

ジェルの中には水性タイプ、油性タイプと分かれているものも。水性タイプは洗浄力が弱めで肌負担は少なめ、油性タイプは洗浄力が高く比較的肌に負担がかかりやすいのが特徴です。

筆者おすすめのクレンジングジェル:ファミュ「ブリリアント クレンジングジェル」

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「ブリリアント クレンジングジェル」は水の代わりにブルーベリー果実(※1)のエキスを使用したクレンジングジェル。やさしい洗浄力で、肌をいたわりながら洗い上げてくれます。

朝の洗顔にも使えるので、ナチュラルメイクの日は朝晩これ1本でOK。半プッシュ程度を手に取り、よく泡立ててから肌になじませてください。

爽やかな香りで、気持ちもスッとリフレッシュできるアイテム。肌も心も休めたい時に使いたくなります。

※1 ローブッシュブルーベリー果実エキス(保湿成分)

<商品概要>
商品名:ブリリアント クレンジングジェル
容量:120g
価格:¥4,620

クレンジングミルク

ミルク状のクレンジング剤で、洗浄力がやさしく低刺激なのが特徴。皮脂を落としすぎず、保湿力に優れたものが多く発売されています。

洗浄力が強くないため、ナチュラルメイクの日におすすめ。濃いメイクは落としきれず、肌に残ってしまう可能性があるので注意しましょう。

クレンジングミルクの中には、拭き取りタイプのものも。肌を擦らないよう注意しながら、やさしく拭き取ることでより肌負担を減らしてメイクオフできます。

筆者おすすめのクレンジングミルク:パラドゥ「スキンケアクレンジング」

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「スキンケアクレンジング」は洗い流すタイプのクレンジングミルク。使い心地がよく、セブン-イレブンで手軽に買えることから何度もリピートしています。

ミルク状のクレンジングでありながらも、アイメイクまですっきり落とせる独自技術を採用。その分保湿成分もしっかり配合されているので、洗い上がりはしっとりしています。

ぬれた手でも使用可能、ダブル洗顔不要、マツエクをしていても使えるなど、使い勝手抜群のアイテムです。

<商品概要>
商品名:スキンケアクレンジング
容量:120g
価格:¥1,320

その日のメイクでクレンジングを使い分け!

今回は主なクレンジングの種類と使い分け方、おすすめのクレンジングについて紹介させていただきました。

休日のしっかりメイクにはオイルタイプ、リモートワークでナチュラルメイクの日はミルクタイプなど、使い分けることで肌への負担を軽減することができます。ぜひ適宜使い分けて、肌をいたわってあげてくださいね。

※価格はすべて税込みです。

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