プレイフルに彩る自由なメイクで楽しい夏の記憶を切り取って。
「ちょうど今、メイクへの冒険心が湧いていて、普段はあまり使わない色でメイクしてみたいなって思っていたところなんです。もともとブルー系のカラーは好きなので、涼しげな目元もかなり好みだし、ベージュのリップがより目元を引き立たせてくれるのも、すごくかわいい。今年は友達と浴衣を着て、絶対に夏祭りに行こうって話しているので、このメイクをして行きたいです。お祭りって、夜になるといろんな色でライトアップされるから、ちょうどこのカラフルなメイクとリンクしそうだなって思います」
メイクは、自由に楽しむのがルール。
「トレンドにはとらわれず、季節の花の色や映画からインスピレーションをもらうことが多いですね。映画『ゴーストワールド』で緑色のリップを塗っているのを見て、そのレトロな雰囲気に憧れて、ネットで探して買ったりも。絵の具みたいな緑じゃなくて、ほんのり緑がかったグロスがかわいいんです。使ったことがない色を見つけると挑戦したくなって、すぐに買っちゃうので収納が大変で…(笑)。家がコスメで溢れているので、最近ドレッサーを購入したところです」
Makeup Point
A、見たままの色が発色するミントカラーで、目元に遊び心をプラス。
エレガンス ラズル アイカラー 60¥2,310(エレガンス コスメティックス TEL:0120・766・995)
B、センシュアルなまなざしを生む透明感のあるプラムレッド。
アディクション ザ マスカラ カラーニュアンス WP 014S¥4,180 8/2発売(アディクション ビューティ TEL:0120・586・683)
C、繊細なパールをふんだんに配合したチーク&ハイライター。風をはらんだようなやわらかく儚げな透明感を重ねて。
SUQQU ブラーリング カラー ブラッシュ 06¥6,600(SUQQU TEL:0120・988・761)
目元はミント×プラムの反対色の組み合わせで遊び、頬は青みピンクで肌全体の透明度を上げると、大胆な色使いがポップな印象のメイクに。多色使いするときは、狭い範囲にのせるのが重たくならないポイント。Aは目頭から黒目の半分くらいまでの範囲に。Bは色と束感が出るよう、毛先には二度のせして。Cは目の下にパープルとハイライトを混ぜてグラデーションに、頬にはパープルをのせる。ベージュリップを全体のまとめ役に。
My Beauty Rules
1、アイケアは今のうちからしっかり。
「祖母が化粧品メーカーで働いていたので、自宅にコスメがたくさんある環境でした。その影響もあって、スキンケアを始めたのは中学生のとき。目元の皮膚が薄くてクマが出やすいことに悩んでいたんですが、アイクリームを塗るようになって改善された気が」
2、メイクは好きな2色でまとめるのが気分。
「好きな組み合わせの2色を使ってメイクするのにハマっています。紫×ベージュオレンジとか、水色×オレンジとか。夏は肌見せの季節なので、真っ赤なダリアの花びらみたいなリップを主役にしたいな。目元はシルバー系のラメできらめかせたいです」
3、毎日太陽の光を浴びる。
「毎朝7時前には起きています。まず窓を開けて日差しを取り入れ、新鮮な朝の空気を吸い込むのがルーティン。落ち込むこともありますが、そんなときは自然の力を借りるのが一番。植物の緑や太陽の光に包まれると、気持ちが明るくなるんですよね」
こばやし・ももこ 2005年2月5日生まれ、東京都出身。主演を務めたドラマ『ケーキの切れない非行少年たち』をはじめ『GTOリバイバル』『RoOT/ルート』で注目を集め、今後の活躍が期待される。
シャツ¥28,600(ヴィーエル・バイ・ウィー/ススプレス TEL:03・6821・7739)
※『anan』2024年7月31日号より。写真・Nae.Jay スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER) 取材、文・岡井美絹子