くびれ作りのための習慣【入浴】編
日中の疲労をリセットでき、代謝も上がる大切な時間。できれば毎日湯船に浸かって心身を癒したいけど、時間がない時は代わりの6つのアイデアを実践して。
入浴は就寝の2時間前を目安に。
就寝予定の約2時間前にお風呂に入り、約1時間半前に出る。すると、いったん温まった体が、ちょうど就寝開始の頃には深部体温が下がるので、深い眠りに入りやすくなる。
お湯は熱すぎず少しぬるめの温度で。
入浴は、睡眠と消化の質を上げる副交感神経を優位にするスイッチ。汗が噴き出すほどの熱いお湯では交感神経が優位になってしまうので、ジワッと汗が浮かぶ程度で済まそう。
湯船に入る余裕がない時は、足湯やカイロで足を温める。
頭寒足熱の言葉がある通り、足湯で足を温めれば、下半身に溜まっていた老廃物も巡り排出しやすくなる。足湯もする気力・時間がなければ、足首から下をカイロなどで温めても。
湯船から上がったら膝下に冷水シャワー。
足の冷えや太さに悩む人にオススメの温冷交代浴。湯船から出てすぐ、膝から下に30秒の冷水シャワーを。皮膚が赤くなったらOK。毛細血管が刺激されて血行が促進する。
タオルではなく、手で体を洗う。
自分の体をいたわりながら、ハンドマッサージ感覚で全身を洗う。脇腹など、老廃物が溜まりやすい部分は流すように撫でると効果的。自分をいたわることで安心感も生まれる。
シャンプー後の髪は濡れたまま放置しない。
髪が濡れた状態でいると頭が冷え、血流が滞って代謝力も低下する。また頭が冷えると頭皮が硬くなり、肌のくすみや顔のたるみ、むくみも招く。自然乾燥はやめ、すぐ乾かそう。
くびれ作りのための習慣【睡眠】編
“自然やせ力”は、寝ている間にも作られる。寝つきを悪くする不安やイライラを解消する方法を3つ厳選して紹介。脳を静めてから就寝しよう。
仕事は入眠の2時間前には終わらせる。
仕事のことを考え出すと交感神経優位になり、眠りにつきにくくなるので、眠る2時間前にはすっぱり仕事を終えよう。スマホの使用、飲酒や筋トレも2時間前には終わらせたい。
心配事は文字にして、頭の中を整理する。
心配事は脳の熱を活発にし、緊張やストレスを生み出して睡眠の質を下げてしまう。明日のことが心配なら、やることリストを書いたり、着る服や持ち物を準備してから寝よう。
気持ちを整えるため、足首・足指をほぐす。
ストレスや心配事があると、頭にエネルギーが上りがち。足指をマッサージしたり、足首をグルグル回すなど、足にエネルギーを流すようにするとバランスがとれて心も整う。
Ellyさん 養生ダイエットコンサルタント。著書に『自然やせ力 運動オタクが運動やめたら-10kg! やせ細胞を120%呼び覚ます養生』(Gakken)がある。
※『anan』2024年4月17日号より。イラスト・伊藤ハムスター 取材、文・板倉ミキコ
(by anan編集部)