食欲不振
背骨をねじって、カラダを伸ばして食欲UP !
気温の高い日が続くと、だるさが続き食欲がわかなかったり、冷たいドリンクを飲みすぎるなどして胃腸に負担がかかることで食欲不振に陥る人も多いはず。そこで実践したいのは、簡単にできる背骨ねじりと体側伸ばし。
「食欲不振、便秘、下痢などの症状は消化活動を司っている自律神経の乱れから起こるもの。背骨をねじったり、全身を伸ばすことで血流をよくして、自律神経を整えましょう。食欲も緩やかに改善するはず」(理学療法士インストラクター・Ayakaさん)
寝転びツイスト
脚と顔を逆方向に倒すことで、背骨への負荷がアップ! 呼吸を意識しながら、ゆっくり背骨をねじりましょう。
1、仰向けに寝て、両腕は肩のラインで真横に広げる。手のひらは床につける。足の裏がすべて床につくようにひざを立ててスタンバイ。
2、息を吐きながら、両ひざをくっつけたまま右側に倒すと同時に、背骨を絞るように顔の向きは左側に。息を吸いながらスタートポジションに戻し、反対側も同様に。これを交互に5回ずつ。
【NG】背骨をねじる時、肩が床から浮かないように注意。床に肩をつけたまま、最初は浅くてもできるところまで脚と顔を倒して。徐々に深く倒せるようになるので地道に続けましょう。
脚クロス全身伸び
脚をクロスすることで、より負荷がかかり、くるぶしから指先までしっかり伸ばすことができるストレッチ。
1、背もたれのある椅子(壁でもOK)に右手をついてまっすぐ立ち、左足を前に出して脚をクロスする。
2、左手の手のひらを上に向けて、腕を斜め上に伸ばす。
3、自然に呼吸を続けながら、顔と視線を左斜め上に向けて椅子側にカラダを倒すように体側をゆっくり伸ばす。そのまま15秒キープ。カラダの向きを変えて、反対側も同様に。
Ayakaさん 理学療法士として病院に勤務したのちハワイに留学。ヨガとピラティスのインストラクターの資格を取得。現在はフリーで、姿勢改善・体質改善のレッスンなどをおこなっている。
※『anan』2023年9月20日号より。写真・中島慶子 取材、文・若山あや
(by anan編集部)