ものを抱えるときなどに使われる、胸を覆うようにある大胸筋。加齢とともに硬くなりやすく、猫背の原因にも。柔軟性を高めることで美姿勢をキープできるだけでなく、肩こり予防にも効果あり。
カラダの硬さをCHECK!
壁に対して横向きで立ち、壁側の手のひらを壁につける。肩と壁との距離が肝。

柔軟性不足…壁の低い位置で手のひらはつくが、上腕をつけることができない。
適度な柔軟性…壁に手のひら、前腕、上腕、肩を無理なくつけることができる。
過度な柔軟性…前腕、上腕、肩を壁につけたまま体を後方に楽にひねられる。
「柔軟性不足」「適度な柔軟性」の人はこれらのストレッチを
【ハト胸のポーズ】

あぐら座りをして、体の後ろで両手を組む。肩甲骨を寄せながら組んだ腕を上げる。手を遠くに伸ばすイメージで、肘を伸ばした状態でキープする。
【片腕土下座のポーズ】

四つん這いになり、椅子側の腕を横に伸ばして、座面に乗せる。そのまま、上体をゆっくり沈める。手の位置を真横、斜め前、斜め後ろと変えながらキープ。反対側も。
中野ジェームズ修一 フィジカルトレーナー。トップアスリートから運動初心者まで数多くのクライアントを持ち、25年以上にわたりメンタルとフィジカル両面の指導を行う。『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)など著書多数。
※『anan』2017年6月7日号より。写真・小川朋央 スタイリスト・白男川清美 ヘア&メイク・高松由佳 モデル・大見謝葉月(プラチナムプロダクション) 取材、文・板倉ミキコ
(by anan編集部)
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