ローマ名物「カチョ・エ・ペペ」。日本では、ローマ名物といえば「カルボナーラ」が有名ですが、このカチョ・エ・ペペもシンプルなおいしさでオススメです。
ローマ名物カチョ・エ・ペペ。
ローマ名物カチョ・エ・ペペ。

最近では、日本のイタリアンレストランでもチラホラ見かけるようになりましたね。

カチョ・エ・ペペは、パスタ料理です。Cacio(カチョ)はチーズ、Pepe(ペペ)はコショウ。というわけで、カチョ・エ・ペペはチーズ&コショウの材料2つでできちゃう簡単パスタ料理なんです。

このとき使うチーズは、羊のミルクで作られたペコリーノが正統派レシピ。ローマでは昔から羊が飼われていました。そのため、羊飼いが身近な材料で簡単にできる料理として、このカチョ・エ・ペペが生まれたともいわれています。

レシピの秘密はパスタの茹で汁。パスタを茹でたら捨てずにとっておき、パスタソースとして使います。簡単レシピを紹介しましょう。

材料2人分
スパゲッティなど好みのパスタ200グラム、ペコリーノチーズ80グラム、黒コショウ適宜、塩適宜

作り方
パスタをいつもより少なめの塩で茹でます。これは、材料のペコリーノチーズが塩からいためです。

大きなボウルに、すりおろしたペコリーノチーズ、挽きたて黒こしょう、パスタの茹で汁おたま1杯分を入れて、チーズがクリーム状になるまでよく混ぜて溶かします。そこへ茹でたてパスタを入れて、混ぜたらできあがり!

食べるときに黒コショウをさらに降ると、香り高いカチョ・エ・ペペになります。

使うチーズは、ペコリーノが正統派ですが、牛のミルクでできたパルミジャーノと半々にして作るレシピもあります。ペコリーノが手に入らなければ、もちろんパルミジャーノだけでもおいしくいただけるので、ぜひ作ってみてください。

濃厚なチーズの味わいと黒コショウのピリリと効いた風味が、クセになるおいしさです。

(by anan編集部)

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