牛乳石鹼初! こだわりの“デリケートゾーンケアアイテム”が登場

2024.4.13
ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、やさしくケアするデリケートゾーン。デリケートゾーンはやさしくケアしたい。そんな想いを叶える、老舗メーカー発の商品をご紹介。

【牛乳石鹼共進社】&fem(アンドフェム) フェムケア泡ソープ&フェムケア美白ジェル[医薬部外品]

femcare

牛乳石鹼初のデリケートゾーンケアアイテムが登場。「フェムケア泡ソープ」は、こすらず洗い流せる泡切れと肌へのやさしさにこだわり、汚れをすっきりオフ。「フェムケア美白ジェル」は、美白(※1)有効成分のトラネキサム酸を配合。透明感のある肌へ導く、みずみずしい使用感のジェル。2種ともフルーティシトラスに、アロマティックが加わった清潔感のある〈アロマティックブルームの香り〉を採用。ニオイを軽減してくれる。

右・ワンプッシュで濃密な泡が出てくるソープ。デリケートゾーンのpHと同じ弱酸性処方。&fem泡ソープ150ml¥1,540 左・くすみ(※2)をケアする美白(※1)と抗炎症の有効成分を配合。&fem美白ジェルa[医薬部外品]30g¥1,760(牛乳石鹼共進社 TEL:06・6939・2080)

◎牛乳石鹼共進社「110余年の歴史」で積み上げられた安心感!
1909年の創業以来、美と清潔そして健康づくりに役立つ製品を提供。“ずっと変わらぬやさしさを。”をモットーに、肌や心、環境にもやさしいものづくりに取り組む。品質第一主義を守りつつ、時代の流れを取り入れ、お客様のニーズに寄り添う商品を手がけている。

商品の魅力を深掘り!

牛乳石鹼から初のフェムテックブランド『&fem』が今年3月に誕生。第1弾は、デリケートゾーン用の泡ソープと美白ジェルがラインナップ。牛乳石鹼共進社の総合研究所・原田綾佳さんとマーケティング部・末永貴大さんに、開発秘話などをお伺いしました。

末永:年代を問わず様々なライフステージの女性800人に女性特有の悩みに関する調査を行ったところ、多くの方がデリケートゾーンにニオイ・ムレ・黒ずみなどの悩みを抱えていることがわかりました。デリケートゾーン用のアイテムは、すでに多くのメーカーさんから発売されていますが、石鹸をはじめとする洗浄アイテムで培った弊社の知見と強みを活かしたアイテムを作る意味合いは大きいと思い、開発に着手しました。

原田:普通の肌の角質層が14層のところ、デリケートゾーンは6層しかありません。とても薄いので摩擦などの外部刺激を受けやすく、粘膜も近いので経皮吸収率が高いパーツです。

末永:だからこそ、原料選定にはこだわりました。企業理念である“ずっと変わらぬやさしさを。”をモットーに、自社の原料の採用基準をクリアした原料のみを使って商品設計をしています。

原田:デリケートゾーンならではの皮膚構造をふまえた、肌へのやさしさと使い心地にも配慮しています。泡ソープは洗浄成分の種類や配合量を何度も試行錯誤し、汚れはきちんと落としながらも肌に負担なくさっと流せるすすぎの早さが自慢です。美白ジェルは、塗ってすぐに下着をはいても気にならないよう、オイルフリーでみずみずしい使用感に。この商品は医薬部外品で、美白(※1)有効成分のトラネキサム酸が配合されていますが、このトラネキサム酸自体はベタつく原料なんです。保湿成分の種類と組み合わせで、サラッとした質感を実現しました。それでいて、しっとり保湿感も持続する処方にしています。

末永:全世代の女性のお悩みで一番多かったのがニオイ問題だったので、香りにもこだわりました。

原田:デリケートゾーンの経血やおりもののニオイをマスキングできる香料を共通して配合し、ニオイの不安感を解消しました。

末永:パッケージはどの年代の方も手に取りやすいシンプルなデザインに。パッと見では牛乳石鹼が手がけているとはわからないかもしれませんが、牛のエンブレムがさりげなくプリントされています。今後も弊社ならではの技術と知見で、女性特有のお悩みのためのアイテムを開発していきたいです。

※1 メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐこと ※2 乾燥による

※『anan』2024年4月17日号より。取材、文・岡井美絹子

(by anan編集部)