まるでアート! スイーツライター厳選、目にも舌にもおいしい“眼福スイーツ”5選
目にも舌にもおいしい眼福スイーツをどうぞ。
「お菓子の枠を超えてアートのような美しさを体現した、クリエイティブなものが増えています。そして香りや食感、味の重なりといった味わいも進化。見た目に驚き、食べてさらに感動できる遊び心や仕掛けのあるスイーツは、これまでにない食体験に。コロナ禍を経て、食べる楽しさだけではなく、みんなで過ごす時間を共有できる喜びごと贈れる手みやげが求められているのでは? また最近は、プチガトー1個用の素敵な持ち帰り箱も見かけるように。ケーキ1個でも十分魅力的な手みやげに」
Patisserie Kyohei Mikami(パティスリー キョウヘイ ミカミ)
黒雛(くろひな)、來宵(こよい) 各¥1,700
芸術品のような美しさに歓喜! 皿盛りデザートをテイクアウトで。
名店『トシ ヨロイヅカ』でスーシェフを務めた三上恭平シェフのパティスリー。「漆黒の黒雛(熊本産和栗のモンブラン)も來宵(かぼちゃといちじくのモンブラン)も、味の構成や見た目がまるで皿盛りデザートのよう。1個用の専用箱入り。大ぶりだから2人で食べても◎」。●東京都世田谷区上野毛4‐22‐2‐1F TEL:03・5491・5181 11:00~18:00(土・日・祝日13:00~) 月・火曜休 Instagramは@patisserie_kyohei_mikami
薄氷本舗 五郎丸屋
きせつのさがしもの(秋色) 9個入り¥3,780
姿も味わいも唯一! 食べられる雅なアートピース。
1752年創業、富山県の老舗和菓子屋。「硝子造形作家の山本真衣さんの作品にインスパイアされた、半生タイプの琥珀糖。角度によってキラキラと変化するガラス細工のような色合いは、さまざまなカクテルをイメージ。ほんのり香るお酒のフレーバーと、ぷにぷにとした食感が印象的です」。●富山県小矢部市中央町5‐5 TEL:0766・67・0039 9:00~18:00(日曜~17:00) 月曜休 http://store.goromaruya.com/で購入可。
Patisserie chocolaterie L’art OKUSAWA(パティスリー ショコラトリー ラル 奥沢)
大枝 1個¥2,700
今秋オープンしたばかりの注目店の味をいち早く!
フランスの有名店で修業してきた土谷豪シェフが、11月に自身のお店をオープン。「遊び心たっぷりの全長30cmほどの斬新なチョコの木は、自家製プラリネショコラの香り高さが余韻を残します。みんなで木の枝をポキポキ折って食べると楽しいので、ホームパーティの手みやげにぜひ」。●東京都世田谷区奥沢3‐31‐4‐1F TEL:03・6826・2960 11:00~19:00 火・水曜休 Instagramは@l.art_okusawa
Comme’N MERINGUE(コム・ン メレンゲ)
プティ・コキャン(エスピエーグルギフトセット)
5個入り¥3,240(ピスタチオ・ブルーベリー・プレーン・ローズ・キャラメルバナナ)
メレンゲがのった姿がカラフルでキュート。
色とりどりな5種類のエスピエーグル(クロワッサンメレンゲ)がボックスに入った、ギフトにぴったりのアイテム。「パンの世界大会で優勝した大澤秀一さんのパン店『Comme’N Tokyo』名物のクロワッサンがベース。齧るとカリカリザクザクなのに、一瞬でしゅわりと溶けてしまう初めての味わいに驚きます」。●東京都世田谷区奥沢7‐18‐5‐1F TEL:非公開 7:00~18:00 無休 https://commen-online.jp/で購入可。
Hofbackerei Edegger‐Tax(ホーフベッカライ エーデッガー・タックス)
ミニゲベック 7個入り¥1,620
ミニチュアみたいなパン型クッキーに目が釘付け!
1569年に創業したハプスブルク家御用達ベーカリー秘伝の技とレシピを伝授された、野澤孝彦シェフの技量が光るパン型クッキー。「リアルなオーストリアパンが、そのまま小さくなったようなルックスがかわいくて、味も上品。手みやげにしたら場が和んだり、盛り上がりそうです」。●京都府京都市左京区岡崎成勝寺町3‐2 TEL:075・746・6875 10:00~18:00 水・木曜休 電話で取り寄せ可。https://edegger-tax.jp/
chicoさん スイーツライター、コーディネーター。女性誌、Web、テレビなど幅広い媒体でのスイーツに関する企画や執筆のほか、セレクトショップやオンラインショップなどでスイーツの監修も手がける。スイーツガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』シリーズを監修。
※『anan』2023年11月22日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・野崎未菜美 取材、文・岡井美絹子 撮影協力・UTUWA
(by anan編集部)