岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「加山雄三さんに学ぶこと」です。
okazaki

昨年、歌手の加山雄三さんが、2022年でコンサート活動を引退することを発表され、ニュースで話題になりました。85歳の決断だそうで、アーティスト活動は今後もされていくとのことでした。そのニュースを見て、なんか、とても勇気をいただいたんです。ここのところ、俳優の仕事をいただいたり、バラエティに呼んでいただいたり、本職である音楽以外で評価していただくことが多かった。でも、自分の本筋は音楽だ。その道を大事にしないといけないぞ、という太い道筋を加山さんに示していただいたように、勝手に思いました。80歳を過ぎてもギターを持って歌うって、すごいことだと思うんです。シンプルに憧れます。だから、僕も加山雄三さんみたいになりたい! とマジで思いました。80を過ぎてもパソコンひとつを携えてステージに立ち続けたいと思います。

そのためにはまず、もっと魅力的なステージをしないといけないなと思います。この人のステージを観たい。そう思ってもらえるアーティストでい続けなければいけない。僕たちの仕事には定年がありません。だからやろうと思えばいつまでもできます。でも、いつまででもできることと、みんなに観たいと思ってもらえるアーティストでいることはまた別の話です。ニュースを見て、加山さんは今、どんなステージパフォーマンスをされるんだろう、どんな感じで歌を歌われるのだろうと興味が湧きました。僕はやるんだったら、興行としてお見せできるものをとことんまでやりたいと思っています。もちろん赤字を出したくはないし、黒字のライブを80過ぎまでやりたい。でもライブは、たくさんの人に動いてもらわないとできません。そのためには、何歳になってもいろんな世代のみなさんに愛されるアーティストを目指さないと。これはなかなか大変なことです。もちろん、体力も必要です。ファンのみなさんの応援も。

たまにツイッターなどで「死ぬまで音楽やります!」と書くこともあります。それに対して「体育くんが80歳のとき、わたしは102歳か。ライブには足を運べないかもしれないけど応援しているよ」と返事をくれた方がいました。今は、そんな言葉が大きな支えですね。今の人たちには死ぬまで聴いていてほしいなと思うし、この瞬間に生まれた赤ちゃん、これから生まれてくる子たちにもいい音楽と思ってもらいたいです。

おかざきたいいく 対バン形式の自主企画イベント「okazakitaiiku purezentsu“TECHNIQUE”」Vol.3、4を7/5・6に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で、Vol.5、6を7/22・23に京都・宇治市文化センター 大ホールで開催。

※『anan』2023年3月8日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND) 文・梅原加奈

(by anan編集部)

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いくら説明しても分かってもらえないので、実際に体験してもらうほうが早いと考える傾向がある日です。同じ経験をすることでの絆や共感――といえば柔らかく温かな印象すらありますが、実際には強引さや強情さが出やすい日ですので、無理筋なことを言ったりしたりするのは避けましょう。何事も穏やかに、素直に接して吉です。

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