小関裕太はレジェンドオブハンサム!? 甲斐翔真&兵頭功海と語る、ファン感謝祭秘話
小関裕太×甲斐翔真×兵頭功海
小関裕太:やっぱりアミューズの仲間と年1回会えるっていうのは大きいですね。楽しかったり悔しかったりという積もり積もった想いを発散する場って意味合いもあるし。あとはやっぱり感謝を伝えたいってこと。
兵頭功海:僕は去年が初参加だったんですけど、アットホームな場所だなと思ったんです。僕のことを知らないお客さんがほとんどだったのに、受け入れてもらえている感じがして。
甲斐翔真:僕にとっては、感謝を伝える場っていうのはもちろんだけど、それ以上に、いろんなことを経験させてもらえる場所って感じですね。100の稽古より1の現場ってよく言うけど、人前でパフォーマンスすることで得られるものって大きいから。
兵頭:確かに。練習では絶対に味わえないものがありますよね。普段、何千人の前で何かを披露するってほとんどないし、物理的にもダンスとか歌とかもさせてもらって、新しいことをたくさん経験できました。
小関:本番、緊張した?
兵頭:みんなと一緒に練習を重ねたので、本番で緊張はなかったです。
甲斐:それは恵まれてるよ。僕の1年目は最後まで探り探りだったから。
小関:僕は最初の年、錚々たる先輩たちの中で自分が残せるものってなんだろうって考えてたな。幸い歌もダンスも好きだったから、先輩たちを喰ってやる、くらいの殴り込みの気持ちで参加したのを覚えてる。
甲斐:こわっ! いまの裕太くんからは想像がつかない。
兵頭:稽古場に「ちーっす!」とか言って入ってく感じですか?
小関:穏やかに、だよ(笑)。
甲斐:「勉強させてもらいます」とか穏やかな笑顔で言いながら…。一番怖いタイプじゃないですか。
――すでに気の置けない雰囲気ですが、お互いの印象を伺えますか?
兵頭:裕太くんはあまり練習には来られてなかったのに、本番でステージに立っている姿がすごく大きくて。でも高圧的じゃなく、サラッと僕らに背中を見せてくれる感じで…。
甲斐:かっけー!
兵頭:翔真くんはデカい! あと歌がもう圧倒的で。稽古場でご一緒しても存在感が唯一無二なんですよ。
甲斐:去年の功海は本当に楽しそうで、お祭りに来た少年みたいだなって思ったな。裕太くんはレジェンド。
小関:ヤバッ。レジェンドなの?
甲斐:だって10年間出てるんでしょ。レジェンドオブハンサムですよ。歌も踊りもトークも、コメディも。もう何をさせてもすべて勝ちです。
小関:あ、ありがとうございます。確かに功海は楽しそうだったね。もともと真面目な印象が強かったから、現場で打ち解けていく様子が嬉しかったし、本番で素の自分をさらけ出せていたのがいいなって。翔真はね…やっぱ大きいから、歌っても迫力があるし、ダンスをスマートにキメたときがパワフルでかっこいい。
甲斐:未だにダンスへの苦手意識が拭えないんですけどね。僕の体にダンスは適してないと思うんですよ。
兵頭:大きすぎて収まらない。
甲斐:そう。だから人より時間がかかるんです。だんだんダンスも楽しくはなってきているんですけど…。
小関:だんだんダンス、ぜん全然!
甲斐:急に何ですか!?(笑)
――今回はどんな公演になりそうですか? 希望などは伝えました?
甲斐:ROCKがタイトルにある通り、僕らもお客さんも、感謝だったりいろんな気持ちをぶつけ合える場になれば…って書いてありました。
兵頭:最後急に、どうしました?
小関:途中まで説得力あったのに。去年はコロナだったり、いろんな悲しいこともあったうえで、前を向こうっていうのがテーマだったんだよね。今年はまたあらためてポジティブな気持ちで未来に向かっていけるような場になったら、と。
甲斐:…って書いてありました。
兵頭:(笑)。僕は今年は歌に挑戦してみたいというのは伝えてあって…。
甲斐:僕は希望はとくに出さず、来たものは受け止める精神で。
小関:今年のオリジナル曲もあるし。
甲斐:楽しみですよね。
小関:具体的な内容というよりも、この先の20周年を見据えたライブのあり方について話をさせてもらいました。歌とかダンスをしない人たちがいてもいいと思うんだよね。それぞれの得意分野で個性が光る場っていうのが理想なので。
甲斐:あっ…僕、とにかく歌わせてくださいって希望を言ったんだった。
――今回は、一度ハンサムライブを卒業した先輩たちも参加しますね。
甲斐:稽古期間中に松島庄汰くんの誕生日があるらしいんですけど…。
小関:そうなんだよね。
甲斐:なので、どれだけ祝わずに過ごすかを目標にしたいと思います。
小関・兵頭:(大爆笑)
小関:功海が突然、庄汰さんに「おい松島!」って言う、とかね。
甲斐:それ、台本に組み込んでほしいな。誕生日のくだりも全部。
小関:庄汰さんの台本には誕生日のくだりが書かれてるのに、みんながスルーするっていう…(笑)。
甲斐:盛大にね(笑)。庄汰くんなら、たぶん楽しんでくれると思うな。
小関:あと今回、先輩たちのファンの方たちもいらっしゃるだろうから、会場の雰囲気がよりカラフルになる気がして、それも楽しみなんだよね。
甲斐:お客さんには、ぜひ受け身じゃなく自分のロックをぶつけ合うくらいのつもりで参加してほしいよね。
兵頭:僕ら新人も、先輩たちと一緒にやることで、自分たちにはなかった発想や新しい視点をいただける気がして、それも楽しみです。
「Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2022“ROCK YOU! ROCK ME!!”」 12月29日(木)・30日(金) LINE CUBE SHIBUYA 座席指定席引換券9500円 出演/青柳塁斗(30日のみ)、青山凌大、石賀和輝、猪塚健太、岩崎友泰、植原卓也、太田将熙、甲斐翔真(30日のみ)、小関裕太、桜田通(29日のみ)、富田健太郎、新原泰佑、東島京、兵頭功海、平間壮一(30日のみ)、福崎那由他、細田佳央太、松島庄汰、水田航生(30日のみ)、溝口琢矢、山﨑光(五十音順) 30日には全国映画館でライブビューイング(無発声応援上映)あり。https://www.handsomelive.com/2022/
こせき・ゆうた(写真・中央) 1995年6月8日生まれ、東京都出身。2023年1月4日より出演ドラマ『来世ではちゃんとします3』がスタート。また2月に帝国劇場で開幕し、大阪、福岡、札幌の4都市で上演される舞台『キングダム』では、えい政と漂の2役を演じる。
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かい・しょうま(写真・左) 1997年11月14日生まれ、東京都出身。現在上演中のミュージカル『エリザベート』にルドルフ役で出演。2023年1月30・31日の千秋楽公演はライブ配信も。また3月に開幕のミュージカル『RENT』への出演も決定している。
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ひょうどう・かつみ(写真・右) 1998年4月15日生まれ、福岡県出身。2018年の映画『五億円のじんせい』で俳優デビューし、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』で注目を集める。モントリオール・ヌーヴォー・シネマ映画祭などにて上映の短編映画『モジャ』に出演。
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※『anan』2022年12月21日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・岡本健太郎 ヘア&メイク・Emiy 菅野綾香 インタビュー、文・望月リサ
(by anan編集部)