お酒好きが思わずニンマリ…! 人気高まる“クラフトスピリッツ”6選

2022.11.8
国内外で、熱が高まりつつあるクラフトスピリッツ(蒸留酒)。酵母から樽までオーガニックにこだわったジンから、日本の歴史ある蔵元が造るラムなど、ひとクセある逸品たちが登場しています。お酒好きが思わずニンマリしちゃう6本をご紹介。

長く楽しむからこそ個性のつまった一本を。

贈り物としてのクラフトスピリッツの魅力について、「贈られた方が、ゆっくりと、時間をかけて飲めること」と、『E CA QUI』ブランドディレクター・吉田恵理さん。

「蒸留酒は基本的に、開けたら飲みきらなきゃいけないことがないので。自宅で飲むことが増えた中で、好きな時に好きな量を楽しむニーズが高まっていると思います」(吉田さん)

「クラフト系の蒸留酒は一時期ジンが多かったのですが、今では、ラム、テキーラ、オードヴィーと呼ばれる果物や植物を原料にしたお酒にまで広がっています。最近ではボトルやラベルに個性があり、部屋に長く置いておくのに素敵なものが多いですよ」(蒸留家・江口宏志さん)

Food

1、吉田さんSelect:KEYS&BRICKS「PREMIUM VODKA(Premium shot)」

720ml¥5,170

お米の甘みを感じる、清らかな味わいのウォッカ。
「通常は麦やジャガイモを使うのですが、このウォッカの原料は国産米。ストレートで飲める、爽やかさが魅力です。和食に合いますし、日本酒が好きな方に贈ると喜ばれそう」。
ADIATE TEL:050・5212・5703 https://www.keysandbricks.com Webで購入可。

2、江口さんSelect:mitosaya「129 KIOKE APPLE」

500ml¥10,120

りんごの瑞々しさをうつしたアップルブランデー。
「青森県、長野県で育った自然栽培のりんごを吉野杉の木桶で仕込んで造ったもの。瑞々しいりんごのフレッシュさを喉と舌、鼻に抜ける香りでも味わえます。ぜひストレートで。食後酒にもおすすめです」。
https://mitosaya.com Webで購入可。

Food

3、江口さんSelect:尾鈴山蒸留所「OSUZU MALT NEW BORN」

200ml¥3,300

こだわり、味、希少性。いま大注目のウイスキー。
「人により好みに差があるウイスキーを贈り物とするのは難易度高め。でも、これなら間違いなく喜ばれます。自分たちで栽培した麦を18か月の樽熟成で仕上げ、麦のお酒だということを実感させてくれる麦感があるのがいい」。
https://osuzuyama.co.jp Webで購入可。

4、吉田さんSelect:KOVAL「DRY GIN」

500ml¥5,280

お手頃で、飲みやすい。“初めてのジン”を贈るなら。
「ジュニパーベリーの香りをしっかり感じる、ジンらしいジン。原材料から樽まで全てオーガニックにこだわり、味わいも軽やか。可愛く、贈り物として映えます。お酒好きだけどジンは初めてという方に」。
都光 TEL:03・3833・3541 https://toko-online.net/ Webで購入可。

Food

5、江口さんSelect:大山甚七商店「ACOU RUM WHITE」

500ml¥2,970

純度が高く、まろやかな鹿児島産のホワイトラム。
「お酒好きだけど何が好きか分からないという方に贈るなら、僕は万人に好かれるラムをおすすめします。これはサトウキビを搾った糖蜜と黒糖、地下水で造られたシンプルなお酒で、クリアな飲み口。雰囲気のあるボトルも喜ばれるはず」。
http://www.jin7.co.jp Webで購入可。

6、吉田さんSelect:E CA QUI「ベーシック・ジン インフュージョンキット」

¥5,850

漬け込む過程も楽しむ香り高い手作りジンキット。
「好みの蒸留酒にハーブなどのインフュージョンを漬け込み味わうキット。3種のフレーバーにはジュニパーベリーが含まれ、花々や森の香りが漂うジンが出来上がります。200mlの飲み切りやすい量も◎」。
https://ecaqui.com Webで購入可。11/20までMakuakeで先行販売中。

江口宏志さん 蒸留家。千葉県夷隅郡大多喜町でmitosaya 薬草園蒸留所を営む。季節の恵みをとじこめた蒸留酒や加工品を製造する。https://mitosaya.com

吉田恵理さん 『E CA QUI』ブランドディレクター。フリーの編集者としても活躍し、雑誌やWebで食、旅、地域文化などにまつわる提案をする。

※『anan』2022年11月9日号より。写真・田村昌裕(FREAKS) スタイリスト・池田沙織 取材、文・間野加菜代 撮影協力・UTUWA TITLES

(by anan編集部)