『六本木クラス』主演! 竹内涼真「いろいろなサプライズがあるので楽しみにしていて」

2022.8.22
現在放送中のドラマ『六本木クラス』で主演を務める竹内涼真さん。原作の韓国ドラマ『梨泰院(イテウォン)クラス』は本国のみならず、日本でも異例の大ヒットを記録した作品なだけあり、出演オファーを引き受けるのは、プレッシャーも大きかったはず。

演者や舞台が変われば、自ずと魅力が違う作品になる。

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「僕も、『梨泰院クラス』は面白いと思いながら楽しんで見ていました。リメイク作品というのは、いろいろな意見があるとは思いますが、この大ヒット作をこんなに早いタイミングでリメイクするという挑戦的なプロジェクトに、自分の名前をあげていただいたのであれば、受けないわけにはいきません。プレッシャーがないと言えば嘘になりますが、それ以上にみんなと同じ方を向いて取り組むことを大事にしています」

ジャパン・オリジナルとして再構築するにあたって、とくに意識したこともなかったという。

「どの作品でも取り組み方は一緒ですし、内容は原作と同じでも、演者や舞台が変われば、自ずと違う魅力を持った作品になると思っています。原作よりも短い話数の中で、どこをしっかり見せなければいけないか、台本も練りに練って作られているので、すごくテンポもいいですし、短さも気にならないと思いますね」

竹内さんが演じるのは、自身を絶望の淵に追いやった絶対権力者に罪を償わせるべく復讐を心に誓い、仲間と共に立ち向かっていく宮部新。

「新は第1話で人を殴り、少年院に入ります。でもそれは、彼の正義を貫いた結果でもあるんです。ただ、その表現の仕方が新は下手で。そういった過去を乗り越え、仲間に力を借りて、貪欲に自分のゴールに向かって突き進んでいく姿が人として魅力的に映ればいいなと思います」

本作はWヒロインを務める新木優子さん、平手友梨奈さん、そして新が復讐を誓う絶対的権力者に扮する香川照之さんなど共演者も超豪華!

「今回、台本がすごく緻密で、キャラクターそれぞれの純粋な欲みたいなものが素直に描かれているんです。だから演じやすいし、気持ちも乗りやすいということもあって、キャストのみなさんのお芝居が本当に魅力的で強い。現場ではみなさんの演技から刺激をもらっています」

竹内さん的見どころは?

「主軸は復讐劇ですけど、恋愛があったり、青春劇でもあります。六本木クラスの中に生きる人々が、最後どうなるのか、誰かしらに感情移入して見てもらえる充実した1時間になるんじゃないかなと思います。あと、注目してほしいのは挿入歌。僕も聴いて驚いたのですが、いろいろなサプライズがあるので、みなさんぜひ楽しみにしていてください」

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『六本木クラス』 宮部新(竹内)は、父親を死に追いやった長屋ホールディングスの後継者候補・長屋龍河(早乙女太一)と事件をもみ消した会長・長屋茂(香川)に罪を償わせるべく復讐を誓う。テレビ朝日系にて、毎週木曜21:00~放送中。

たけうち・りょうま 1993年4月26日生まれ、東京都出身。主演映画『アキラとあきら』は8月26日公開。日本テレビとHuluによる共同制作のドラマ『君と世界が終わる日に』シリーズで主演を務めるなど多数出演中。

※『anan』2022年8月17‐24日合併号より。写真・的場 亮 インタビュー、文・菅野綾子

(by anan編集部)