『天ない』『ご近所』『NANA』の原画も! ファン待望の「矢沢あい展」が開催

2022.7.25
高校生徒会を舞台に描かれた恋愛漫画の金字塔『天使なんかじゃない』、’90年代のおしゃれ少女漫画を代表する『ご近所物語』、実写映画化やTVアニメ化もされ社会現象を巻き起こした『NANA』。数多くの読者の青春を彩り、今も背中を押し続けてくれる名作を世に送り届けた矢沢あい。満を持してファン待望の原画展「ALL TIME BEST 矢沢あい展」が開催される。

今回の展覧会には、300点におよぶ直筆原画やイラスト、初公開となる関連資料から連載当時のふろくカットに至るまで、本人総監修で厳選されたアイテムがずらりと集結。そのコンセプトは“ALL TIME BEST”。CDアルバムのトラックになぞらえて「Track0」から「Track5」まで、作品ごとに原画や資料を展示。『ご近所物語』に続く世界を描く『Paradise Kiss』、またミステリアスな展開が謎を呼び熱狂的なファンも多い『下弦の月』を含む5作を振り返る。さらに、近年の画業であるファッション解説書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』(佐藤誠二朗・著/集英社)の挿絵も展示。時代の流行を捉えた流麗なタッチをじっくり味わうことができる。

今回のオリジナルグッズのための新たな描きおろしイラストも多数公開するとのこと。《会場でみなさんに楽しいひとときを過ごしてもらえるようになつかしいもの、あたらしいもの、沢山とりそろえてお待ちしております。》と矢沢先生のコメントも。当時を振り返りながら楽しみたい方も、初めて矢沢あいワールドに触れる人も大満足の展示になること間違いなし。

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キービジュアルでは、『NANA』の大崎ナナと『天使なんかじゃない』の須藤晃が夢のコラボレーション! ©矢沢漫画制作所/集英社

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’91~’94年連載の『天使なんかじゃない』は出世作に。©矢沢あい/集英社

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2000年に連載開始の『NANA』は、中島美嘉と宮﨑あおいで実写映画化し話題に。©矢沢漫画制作所/集英社

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服飾デザイナーを目指す主人公と幼馴染みの関係を描く『ご近所物語』は’95~’97年連載。©矢沢漫画制作所/集英社

「ALL TIME BEST 矢沢あい展」 新宿高島屋 11階特設会場 東京都渋谷区千駄ヶ谷5‐24‐2 開催中~8月8日(月)10時30分~19時30分(最終日は~18時。入場は閉場の30分前まで) 無休 一般1000円ほか※事前日時予約優先 https://www.takashimaya.co.jp/store/special/yazawaai_ten/index.html

※『anan』2022年7月27日号より。

(by anan編集部)