出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、ママ目線でグッときたいい女を実演。今回は、自分で楽しみを見つける女性、「祝日を祝う女」になりきり。

行事を大切にすることで生活に刺激が生まれます!

Entame

私のママ友の話ですが、11月の勤労感謝の日に、旦那さんに「いつもお仕事おつかれさま。ありがとう!」と感謝の気持ちを伝えて、お祝いをしたそうなんです。私なんて、祝日であることは知りながらも、それが勤労感謝の日であることさえ忘れていたのに…。そのママ友は自分も働いているにもかかわらず、相手をねぎらっていて偉いなと思いました。そして、「私は本当に気遣い上手だわ」と、言うところまでがセットになっている。ただの祝日として、“お休みだ、ラッキー!”と思うだけでもいいけど、彼女のようにお祝いをすると、旦那様も自分も、みんながいい気持ちになって、その日を終わることができる。まさに、ハッピーホリデーですよね~! 勤労感謝の日でさえ、そうしてちゃんと向き合っているのだから、父の日や母の日、敬老の日など、感謝をする相手が明確にいるような日は、当然、お祝いをしているに違いありません。

まずは、祝日があったら、どういう背景で生まれたのかを調べてみるとよさそうです。日本にはたくさんの祝日が存在していますよね。きっと、なかには成り立ちを知らないものもあるはず。それでは、きちんとお祝いをすることができません。それに、暦を見るとわかりますが、祝日ではなくとも、節分に恵方巻きを食べるとか、冬至にゆず湯に入るなど、いろいろな行事がありますよね。それをイベントごととしてちゃんと行うと、日々に刺激が生まれ、人生が楽しくなるはず。祝日や行事に何をすればいいのかというヒントが欲しい時は、スーパーに行くのがおすすめです。関連商品を売っていたりと、自然とするべきことが見えてくるはず。パートナーとの記念日など、自分たちだけの大切な日も加えると、なんでもない毎日というのは意外と少ないのかもしれません。祝日を調べることで、日常には、実はいろいろなネタが転がっているんだな、ということにも気づけるはずです!

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。10月に第二子を出産。

※『anan』2021年12月29日‐2022年1月5日合併号より。写真・中島慶子 文・重信 綾

(by anan編集部)

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今日の暦
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今日は二十四節気では小暑であり七夕です。ただ、この時期は梅雨の最中ですから、この行事は本来の旧暦で行うほうが天気に恵まれやすくてよいだろうと思います。さて、今日の暦も昨日に引き続き先進性や文化性のある日ですが、新しいものを垣間見る程度にするのが吉と出ています。深入りすると現状を疎かにしてしまうからです。

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