GENERATIONS片寄涼太「たくさん練習しました」 主演映画で流暢な英語を披露!?

2021.11.27
音楽活動はもちろんのこと、バラエティ番組で見せる仲の良い姿もファンの心を掴んでいるGENERATIONS from EXILE TRIBE。今回オムニバス映画『昨日より赤く明日より青く‐CINEMA FIGHTERS project‐』に全員揃って参加するみなさんに、作品にかける想いと、日頃のセルフメンテナンス法について、伺いました。ここでは、片寄涼太さんと数原龍友さんのインタビューをお届けします。

片寄涼太「初めての英語でのお芝居は貴重な体験でした」

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シカゴと東京を舞台に、新型コロナウイルスによって一変する社会や人間模様を描いた『COYOTE』。主演を務めるのは、物語の主題歌「サクライロ」も担当する片寄涼太さん。

「これはコロナが流行り始めた頃の社会を描いた作品で、台本もその当時に書かれたもの。あの頃はまだ“コロナって、一体なんなんだ?”という状況だったのですが、いま観返してみると当時より理解しやすくて、僕たちはもうコロナ社会に慣れてしまったんだなと感じました。僕が演じた晴人がシカゴから帰国して日本の友達に避けられたり、逆にシカゴにいる恋人がアジア人ということで差別を受けたり、描写のリアリティも十分。登場人物たちのある種の弱さや人間関係のボタンの掛け違いみたいな部分にも共感してもらえたら」

劇中では片寄さんの流暢な英語も目を引く。

「英語はとてもたくさん練習しました。もともと演技の指導もできる英会話の先生のもとでレッスンを受けていたので、この役をいただいてから先生と一つ一つのセリフの言い回しを詰めていって、現場でも確認してもらっていました。英会話は小さい頃から習ってはいたのですが、実際にお芝居で使うのは初めてだったので貴重な体験でしたね」

今号の特集の内容を伝えると、「僕も今ストレッチをやってるんです」と片寄さん。

「ストレッチは体の可動域を広げたり、より自由に動かせるようになったり、パフォーマンスには絶対的に必要なものだと思うので、ライブ前に必ず30分はやっています。ルーティンになってから、立つのがラクになったり、足だけに負担がかからなくなったり、それこそ体の軸がしっかりしてきました」

憧れの体は、バレエダンサー。

「熊川哲也さんをはじめ、バレエをやっている人の筋肉は伸びがあってしなやかでかっこいいですよね。体も変わりそうな気がするので、いま習おうかと思っているところです」

かたよせ・りょうた 1994年8月29日生まれ、大阪府出身。ボーカル。小竹正人さんと交わした合計40編の手紙をまとめた初めての著書『ラウンドトリップ 往復書簡』(新潮社)が大好評発売中。

ジャケット¥169,400 ベスト¥69,300 パンツ¥101,200 ブーツ¥117,700(以上マルニ/マルニ ジャパン クライアントサービス TEL:0120・420・502) シャツはスタイリスト私物

数原龍友「この作品で歌唱できて本当によかったです」

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「僕は今回、歌で作品に携わりたいとHIROさんに伝えていました」と話す、数原龍友さん。関口メンディーさん主演の『真夜中のひとりたち』の主題歌「笑うしかないトラジディー」を、エモーショナルに歌い上げる。

「どこで曲が流れるんだろうとワクワクしながら完成した映画を観ました。曲が作品の世界観にぴったりで、スッと心に入ってきましたし、この作品で歌唱できてよかったです。タイトルにある“笑うしかない”という気持ちは、そういう経験を昔からしてきているので、よくわかります。小学校の入学式の前日、ブランコで遊んでいたら前にあった柵に激突して手の指を骨折し、大きなギプスをつけて出席した時は、まさにそんな感じでしたよ(笑)。落ち込んだ時は、誰かと一緒に過ごすことが一番だと思うから、深刻な気持ちの時こそ一人の時間を減らすようにしています。サーフィンをすることも大事で、自然に触れるとフラットな気持ちになれるし、なかなか来ないベストコンディションの波に出合えると、涙が出るくらい楽しくて、嫌なこともすべて忘れられる。人生が変わりました」

とにかくアクティブで、サーフィン以外にもさまざまなスポーツを楽しんでいるという。

「家に一日中いることが不可能な人間で、ジムもライフワークの一つになっています。だから、トレーニング器具は一切、家に置いていません。いま楽しいのが格闘技。短時間でとても疲れるし、滝汗をかくので、代謝を上げたい人におすすめです。気分もスッキリしますから。憧れるのは、『アクアマン』や『ゲーム・オブ・スローンズ』に出ているジェイソン・モモアの体。大きいだけではなく、体幹がしっかりしていたりと動けるところもいいですね。今後、取り入れたいのはヨガ。最近、低気圧の影響を受けるようになり、体をしっかり整えたいと思ったんです。以前、少しやったら面白かったので楽しみです」

かずはら・りゅうと 1992年12月28日生まれ、兵庫県出身。ボーカル。ソロで、「もう一度君と踊りたい」「タイムカプセル」など3曲を配信リリースするほかグループ以外にも活動の幅を広げている。

セーター¥97,900 パンツ¥77,000(共にマルニ/マルニ ジャパン クライアントサービス) その他はスタイリスト私物

ジェネレーションズ・フロム・エグザイル・トライブ ボーカル2名、パフォーマー5名からなるダンス&ボーカルグループ。今回の映画の主題歌を収録した同名のアルバムも、11月26日にリリースとなる。

『昨日より赤く明日より青く‐CINEMA FIGHTERS project‐』 著名な監督を迎え、作詞家・小竹正人の詞の世界を映像化するCINEMA FIGHTERS projectの最新作。今回はSABU監督×佐野玲於、新城毅彦監督×関口メンディー(主題歌を数原龍友が担当)、山下敦弘監督×白濱亜嵐、森義隆監督×中務裕太、真利子哲也監督×片寄涼太、久保茂昭監督×小森隼の6作品で構成。11月26日より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。

※『anan』2021年12月1日号より。写真・森山将人(TRIVAL) スタイリスト・吉田ケイスケ ヘア&メイク・寺本 剛(JYUNESU) 取材、文・菅野綾子 保手濱奈美 重信 綾 撮影協力・BACKGROUNDS FACTORY

(by anan編集部)