劇団EXILEに監督・SABUが激怒!? 青柳翔が明かす「仲良し過ぎ」故の失敗談

2021.9.13
劇団EXILEの青柳 翔さん、秋山真太郎さんがドラマ『JAM -the drama-』についてあれこれトーク。今回の座談会に残念ながら参加できなかったSWAYさんからのコメントもご紹介します。

関係性ができているからこそ、やりやすくも怒られました(笑)。
青柳 翔×秋山真太郎

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――撮影現場で印象的だったエピソードを教えてください。

青柳:怒られたことですかね。

秋山:あははは!

青柳:もう時効ですよね(笑)。

秋山:今回は9人のシーンがいっぱいあったので、テストの時にみんなでめっちゃ喋ってたら、監督に「集中して」って本気で怒られまして。そこでみんなしょぼんとなっちゃってね(笑)。

青柳:関係性ができていることがいいことでもあり、悪いことでもあるというか。

秋山:でもセリフ回しのしやすさや、本番前にセリフ合わせを自然発生的にできるところは普段の関係性あってこその利点。

青柳:それはそうですね。

秋山:セリフに関しては監督の素晴らしい脚本による部分も大きいです。喋ってて言いにくいなとか、感情が繋がらないってことがないんですよ。だからすごくやりやすかった。

青柳:あと、ドラマの脚本はほぼアテガキなんですよね。別の作品で一緒に映画祭に行った時、タキシード姿の俺を見て監督がボソッと「演歌歌手みたいだね」って。横山田はそこから始まったと監督が言ってました。

秋山:どの役も映画の撮影中に見えてきた僕たちの人となりを監督の解釈で本人に近いように書いてくださってたと思います。

青柳:だからSWAYが演じたタカシは台本の段階から「いろんなものをパクって生活している」っていう基盤が書かれていたんで、監督の目にSWAYはいったいどういうふうに映ってるんだっていうのはありましたね(笑)。

――一番狂気的なメンバーは?

青柳&秋山:小野塚(勇人)!

秋山:泥酔するとなぜか肘が上がるんですよ。それが狂気。

青柳:あと、飲むと長い。昔は稽古終わりに飲みに行ったりしてたんですけど、僕らはだいたい22時には帰りたいムード出すんです。でも小野塚は3軒目からエンジンがかかるタイプなので一緒に飲むのが怖いです。

――今後この9人でやってみたいことはありますか?

秋山:映画もドラマも舞台もやったんで、次はバンガローみたいなものを一から作ったり、野菜とか育ててみるのも楽しそう。

青柳:僕はかくれんぼ。この前、CLの企画で4人でやったんですけど、めちゃくちゃ楽しくて。

秋山:あれ本当に面白かった! 意外と見つけきれなくて。

青柳:9人でやったら、4人以上に盛り上がりそうですよね。

あおやぎ・しょう(写真右から4番目) 1985年4月12日生まれ、北海道出身。演技に歌に幅広く活躍。最近の出演作に『今際の国のアリス』(Netflix)、『孤狼の血 LEVEL2』などがある。LDH所属メンバー内のキャンプ部部長。

あきやま・しんたろう(写真左端) 1982年7月8日生まれ、長崎県出身。劇団EXILEのリーダー。近年は、朗読劇『「私立探偵 濱マイク」-我が人生最悪の時-』、映画『トリカゴ』『再会の奈良』などに出演している。

今回取材に参加できなかったSWAYさんからコメント到着!
ヒロシの付き人から出世した、人気演歌歌手・港町タカシを演じます。

Q. 演じた役の見どころは?

A. 現役にカムバックしようとするヒロシさんとのくだらない争いを楽しんでほしいです。

Q. ドラマならではの面白さとは?

A. 映画よりも長く、細かく、お伝えできることでしょうか。そしてエピソードごとに楽しみがある。沁みるねぇ。

Q. 最近見て面白かった映像エンタメは?

A. 『パレスの騒乱』という、NBA史上最悪の乱闘といわれる、2004年に実際に起きた乱闘を今改めて振り返り真相に迫るドキュメンタリー。最近ドキュメンタリーにハマってます。自分が好きなアーティスト、人物をより深く知れる楽しみ、当時の映像なども、すごくありがたいですね。

Q. 好きなYouTube 動画は?

A.「Shama Station」というUSのHIPHOPの1週間ごとのニュースをまとめたチャンネル。

Q. 劇団メンバーと映画を制作するとしたら、誰を主演でどんな映画を作りたい?

A. 小野塚勇人と、男の子の、いまさら聞けないあれこれ事情を掘り下げる映画を作りたい。

Q. 劇団メンバーと一緒に曲を作るとしたら誰と?

A. (佐藤)寛太の謎な脳内を曲化したいです。寛太って変なんです。計り知れない変な奴。そんな寛太の頭の中から繰り出されるリリックたち。実に興味あります。

スウェイ 1986年6月9日生まれ、北海道出身。DOBERMAN INFINITYのメンバーでラッパーとしても活躍。俳優としての近作は、映画『私はいったい、何と闘っているのか』(今年公開予定)など。

げきだんエグザイル 2007年旗揚げ、現在は9名で活動する劇団。昨年初めてのメンバー全員出演公演『勇者のために鐘は鳴る』を行った。メンバーは、劇団作品以外の映画、ドラマ、舞台などでも幅広く活躍中。

『JAM -the drama-』『JAM -ザ・リサイタル-』 映画の登場人物たちのその後が描かれる『JAM -the drama-』は、ABEMA SPECIALチャンネルにて独占無料放送中(毎週木曜22時~・全8話※8話のみ23時30分~ABEMA SPECIAL2)。演歌歌手や謎の青年、チンピラたちの事情や思惑が入り乱れ、巡り巡って皆で一大エンタメショーを作り上げていく物語。八代亜紀や純烈との豪華共演も必見! 10月中旬より、作品世界を舞台上で繰り広げる『JAM -ザ・リサイタル-』も開催。

※『anan』2021年9月15日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・礒野亜加梨 高尾奈菜 風祭友希子(以上studio mam)取材、文・菅野綾子 保手濱奈美 撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー

(by anan編集部)