りんごちゃん「あぁ~、今すぐ真似したい!」 “ものまね”したくなる人とは?

2020.11.14
にこやかに、かわいらしさを振りまきながらリズムに乗っている…と思ったら、いきなりガニ股に脚をガバッと開き、野太い声で歌いだす! そんな“ギャップものまね”で国民の心をつかみ、たちまち大人気のタレントになった、青森県出身のりんごちゃん。活躍し始め早1年半以上が経過。それでもまだ、素顔は謎のまま…。いったいどんな人なのでしょうか?
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――お忙しいところ、お時間をいただきありがとうございます!

そんなそんな!

――あちこちから引っ張りだこの1年半だったと思いますが、どんな気持ちで駆け抜けてこられたのでしょうか?

え~!? 正直、今、というかこうやってインタビューをしていただいているナウも、全然実感が湧かないというか…。もちろん嬉しいことだらけなんですよ? 「レギュラー番組決まりましたよ!」って言われたときも、めちゃくちゃ喜びましたし。でもなんか、この1年半は、幽体離脱みたいだったなぁ…。私の中の“りんごちゃん”が先に走っていってしまった感じというか…。バッタバタで、わけが分からなかった。ようやく最近離脱した魂が体に戻ってきて、少しずつ実感し始めているところで、改めて、お世話になったいろんな人に感謝しています。

――もともと、ものまね芸人を目指していらっしゃったんですか?

いいえ、そうではなくて、“テレビの中にいる人”になりたかったっていうのが正解です。普通だったら歌手になりたいとか、俳優、あるいは芸人になりたいとか考えると思うんですが、私はそうではなくて、テレビに出る人になりたかった(笑)。

――なるほど。ではものまねはいつごろから?

う~ん…。自分では全然覚えていないんですけれど、3歳くらいのときに、子ども用の着物を着て…っていっても、ただ羽織って紐を腰で結んでるみたいな感じですけどね。それにゴム製の和髪のかつらをかぶって、美空ひばりさんのものまねをしているっていう写真が残っているんですよ。叔母がひばりさんのファンで、それゆえ私も当時、曲を聴いたりビデオを見たりしていたみたいで、自分で着物を着てかつらをかぶって、ものまねをしていたそうです(笑)。記憶にはまったくないんですが。クオリティもゼロですけどね。今思うと、私のスタート地点はそこだったのかなぁ。

――ご家族の方は、それを微笑ましく見ていらっしゃった?

みたいです。うちは両親と姉の4人家族で、みんな音楽が大好き。さらに両親がものまね番組を欠かさず見ている家だったんです。なので、常に誰かが歌っていたり、父親が食事中にものまねをしてみんなで笑ったり、それが日常で。そんな中で私も自然にものまねをするようになり、小学校で、ドアをガラガラって開けて、「(武田鉄矢さんの声色で)ハイおはよう」とかやってました(笑)。それでクラスの友達が笑ってくれるのが本当に嬉しくて、楽しくて。その、人が楽しんでくれると嬉しいという気持ちは、テレビに出るようになった今も全然変わらないですね。

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――でも、おそらくりんごちゃんの世代だと…というか、りんごちゃんはおいくつなんでしたっけ?

りんご32個分です。うふふ。

――承知しました(笑)。そのくらいの年齢だと、武田鉄矢さんはリアルタイムではないですよね?

そう、そうなの。だから私が武田鉄矢さんを知ったのは、コロッケさんのものまねから、なんです。ものまねの面白いところはそこで。私が大友康平さんや井上陽水さんのものまねをすると、小学生くらいのちびっこが大笑いしてくれるんですけれど、その子たちももしかしたら当時の私と同じように、ものまねをきっかけに大友さんや陽水さん、長渕剛さんなんかを知っていくのかな、と思うと、なんか感慨深いです。

――どういう人だと、ものまねしたくなるんですか?

あの、なんか特徴的な人っているじゃないですか。声もそうだし、しゃべり方、歩き方とかが。そういう人を見かけると、とにかくすぐに真似したくなっちゃうんです。話しているとき、相手が特徴的な頷き方をしたりすると、「あぁ~、今すぐ真似したい!」って気持ちになる(笑)。コマーシャルのナレーションや、タクシーの運転手さんなんかでもよくあります。なんかそれを、真似したいんですよね…。自分でも不思議な感じなんですけど。なので、いわゆる芸能人の皆さんから、今日すれ違った人まで、すごくたくさんのものまねが、りんごの中には眠っています。

りんごちゃん 青森県出身。2019年1月、テレビのバラエティ番組『ウチのガヤがすみません!』にものまねタレントとして出演し、一気にブレイク。’19年「Yahoo! 検索大賞2019」のお笑い芸人部門賞を受賞。今夏には配信ドラマ『私の部下のハルトくん』に出演し、居酒屋の店主を演じて話題に。青森県の十和田・奥入瀬観光大使としても活動中。

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今年の春から、公式YouTubeチャンネル「リン♪リン♪りんごちゃんネル」をスターティン。9月より、地元青森県の「十和田・奥入瀬観光大使」に就任。最近ではドラマ出演も続いており、来年からはもっと俳優活動が期待できるかも…?

※『anan』2020年11月18日号より。写真・オノツトム スタイリスト・馳尾潤子

(by anan編集部)

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