細胞まで愛して? 元AV女優直伝の「彼を感じる“スキンシップ術”」

2020.8.15
肌と肌の触れ合いでいつも彼を感じる――。彼の体温を感じるだけで愛を味わえるようなスキンシップについて、ラブライフアドバイザー・OliviAさん、AV男優・しみけんさん、元AV女優・長谷川瞳さんが教えてくれました。
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カラダのパーツを好きと言ってみる。

彼のカラダ、細胞まですべて愛してあげる。
どんなパーツでも、褒められたら嬉しいもの。「『あなたのここが好き』と言いながら彼に触れてみましょう。彼が自信のある筋肉でも、コンプレックスのぷよぷよのお腹でも、髪でもイボでもどこでもいい。隅々までを愛すことで、お互いに安心感が出て親密度が上がります。ベッドの中でも常に手をつないだり、いつでもスキンシップを大切にして」(長谷川さん)

常にお互いの体温を感じる。

どこかに触れている、それだけで心が通じる。
人の体温は心に、記憶に、深く刻まれるから色褪せない。「普段の生活でもセックス中でも、常に彼のどこかを触っていることで、自分の存在をいい思い出や印象に残すことができます。『今日は手が冷たいから触って』でも、『手をマッサージしてあげる』でも何でもいい。せっかく近くにいるなら、彼に自分の体温を伝えないのはもったいない」(長谷川さん)

見つめ合う。

言葉がなくても通じる。それが一番の理想。
見つめ合うのはボディタッチ以上に燃える。「目を見ながら『好き』『かっこいい』『可愛い』などのひと言を添えてくれたら、それだけで幸せです」(しみけんさん)。「視覚で興奮するから、見つめ合える体位の時は恥ずかしがらずに彼の目を見ましょう」(OliviAさん)。「見つめながら『乳首も気持ちいいの?』など可愛く攻めてみて」(長谷川さん)

髪の毛を洗ってもらう。乾かしてもらう。

髪の毛に触れる行為で二人の心を近づける。
髪や頭は親しい人しか触れない聖域だからこそ、愛おしさが増す。「シャンプーのし合いっこや、髪を乾かしてもらったり、頭を撫でてもらったり、積極的に髪や頭に触れるスキンシップをしましょう。髪に触れる行為はキスよりも親密な関係の表れなので、お互いの心もカラダも近づくことができます。赤ちゃんを触るイメージで愛を込めて」(OliviAさん)

しみけんさんの五感で感じ合うための極意

「嗅覚や聴覚や味覚も活用して相手を探る」
本当にセックスがうまい人は、言葉はなくても心でコネクトできているので、相手のリアクションから欲求がわかるもの。視覚や触覚だけに頼りがちだけど、五感で感じれば見えないものが見えてきます。興奮すると体温が上がってムワッと匂いが出たり、獣のような声になっていたり、体液の味に変化を感じたり…。そして、口は第二の性器で、味覚の共有はセックスにとても近い。キスで相性がわかるし、食事のマナーや好みの相性もセックスを連想させます。

本気で感じている時に起こる変化
・体温が上昇して匂いが強くなる
・生きるのに必死そうな喘ぎ声になる
・深呼吸のような息の音が聞こえる
・ガマン汁に少し塩味を感じる

オリビア ラブライフアドバイザー。性生活の総合アドバイスを行う。スキンシップコミュニケーションが専門。『セックスが本当に気持ち良くなるLOVEもみ』(日本文芸社)。

しみけん 日本のAV業界におけるトップ男優。出演作品は1万本超え。『しみけん式「超」SEXメソッド 本物とはつねにシンプルである イラスト版』(セブン新社)など著書多数。

はせがわ・ひとみ 元AV女優。50本以上の作品に主演、一世を風靡し2004年引退。現在ソープランドに勤務しながら執筆を行う。著書『ヒアリングセックス』(KADOKAWA)。

※『anan』2020年8月12日-19日合併号より。イラスト・3rdeye 取材、文・三谷真美

(by anan編集部)