肌をアップデートすればメイクの幅も広がる!
アイシャドウやリップは新色をチェックしても、ファンデーションや下地は使い切るまで買い替えない…なんて人、いませんか?
「ベースメイクアイテムは日々進化していて、思っている以上に肌にはトレンド感が反映されています。いくら新色のリップを使っていても、ファンデが古いままだと、肌がメイク、さらにはファッションとリンクせず、残念な印象になることも。逆に、シーズンごとにベースも新作を使うことで、ぐっと今っぽい肌にアップデートできます」(ヘア&メイクアップアーティスト・AYAさん)
AYAさんの考える今っぽい、モテ肌とは?
「自然な血色や潤い感があって、思わず触ってみたくなるような、みずみずしい素肌っぽい質感の肌。もちろん、素肌そのままではなく、メイクでそう感じさせる肌に仕立てるのですが、メイク感を出さずにそう見せるのが、好感度の高い肌につながると思います。塗りムラやヨレがないよう、細部まで丁寧に仕上げることもポイント」
そんな肌作りのコツやポイント、早速教えてもらいましょう!
AYA流「シームレス肌」
下地
気になる肌悩みは下地の段階でリセット。
「素肌っぽい質感に仕立てるためには、下地選びが重要。悩みに合わせた下地で肌をリセットしておくことで、ファンデーションの厚塗りも回避できます。この下地は潤いキープ力が抜群で、どんな時でもコンディションのいい肌に見せてくれます」(AYAさん)
使用アイテム(すっぴんを底上げしてモテ美肌になれるで 賞):ローラ メルシエ「ピュア キャンバス パワー プライマー スーパーチャージド エッセンス」30ml¥6,000(ローラ メルシエ ジャパン)
1、下地を指先に取り、頬→額→鼻→目まわりの順につけ、内から外に放射状になじませる。目安はパール2粒分。
2、目元や口元など、乾燥が気になるパーツはさらに重ね塗り。キワまで丁寧になじませて。
3、最後は手のひらを使って、スキンケアをなじませる感覚でしっかりフィットさせていく。
ファンデーション
仕上がりの理想像をイメージしてチョイス。
「肌悩みではなく目指す肌質や女性像を考えファンデを選ぶと、より理想の肌に近づけます。悩みはサブアイテムを細かく使い分けカバーすることで、ファンデの特徴を最大限活かせます。SUQQUは塗り心地も仕上がりも軽やかで、上質な素肌感を纏えます」
使用アイテム(素肌がきれいとほめられるで 賞):SUQQU「ヌード ウェア リクイド EX」全12色 30ml 各¥7,000 3/6発売(SUQQU)
1、薄膜に仕上げるにはブラシ塗りがオススメ。手の甲に少量出してから、毛先になじませる。
2、下地と同様に頬からスタート。内から外へ軽くすべらせるよう、放射状にのばしていく。
3、目まわりなどカバーしたい部分は、ブラシの先端をスタンプのように優しく押しつけて。
ハイライト
ピンポイントで入れて自然なみずみずしさを。
「顔全体にではなく、必要な部分にのみ、ミニマムに入れることでメリハリが出て効果的。今回は、骨格を強調するというよりもナチュラルなみずみずしさをハイライトでプラス。シャネルは繊細な輝きで、女性らしい柔らかなツヤ感を演出できます」
使用アイテム(ツヤを仕込んで上品な愛され肌 賞):シャネル「ル ブラン ロージー ドロップス」30ml¥6,000 3/6発売(シャネル)
1、光を集めたい目頭の下、鼻のつけ根、鼻の先、頬骨の一番高い部分、唇の山の上に点置き。
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2、トントンと指先で叩き込みながらなじませていく。のばして範囲を広げないよう注意!
3、狭い範囲になじませる時は、小指を使って。パーツによって指を使い分けるのがポイント。
AYAさん ラ・ドンナ所属。トレンドを押さえたメイクと繊細なテクニックで女優やモデルからの指名が絶えない人気アーティスト。ナチュラルなのに上質肌に見える肌作りの天才!
※『anan』2020年3月4日号より。写真・寺田茉布(LOVABLE/モデル) 五十嵐 洋(商品) スタイリスト・中根美和子(モデル) 野崎未菜美(商品) ヘア&メイク・AYA(ラ・ドンナ) モデル・夏子 取材、文・松原 彩
(by anan編集部)