自分の心の奥底にある、美しい部分を探しながら演じました。
麗日お茶子は、触れるたびに希望をもらえる、まぶしい女の子。人生の指針になりそうな人です。最初は、“女性にも好かれてほしい”というエゴもあり、あざとく映らないよう、少しボーイッシュな人物にとらえていました。でも、心配とは裏腹に、彼女の言動すべてが人を前向きにするものだったので、監督や制作の皆さんが思う可愛さをしっかり演じています。ただ、まっすぐで素直なキャラクターを演じるのは難しかった。クセのある人物は、ほかの作品や人からヒントを得てインプットできるけど、まっさらなお茶子の場合は、何かを入れるほどに濁ってしまう。考えすぎて役から遠ざかったこともありました。結果、自分の心の奥底にある、一番美しい部分を探しながら演じたのですが、見つけられたかどうか、作品を観て判断してもらえたら嬉しいです。
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今、熱狂しているものはコスメ! 気になったものは試さずにいられず、限定品を買うために朝7時から並んだり、予約のために百貨店に100回くらい電話をかけたこともあります(笑)。一番、気持ちが上がるのはアイシャドウ。小さい頃から絵を描くことと画材集めが好きだったので、その影響が大きいのかもしれません。
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』 No.1ヒーロー、オールマイトの後を継ぐ“次世代のヒーローを育成するプロジェクト”の一環として、とある島でヒーロー活動をすることになった、雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒たち。そこへ、突然謎の敵が島を襲撃。敵の目的は一体何なのか。デクをはじめとする1‐Aの生徒は、島の住民を守るための戦いに挑む。©2019「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 ©堀越耕平/集英社
さくら・あやね 1994年1月29日生まれ、東京都出身。主役を演じる『劇場版新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA‐X』が12/27に公開。
※『anan』2019年12月18日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) スタイリスト・壽村太一 ヘア&メイク・アートメイク・福田まい(addmix B.G) 取材、文・重信 綾
(by anan編集部)