情報オンチを救う6か条! ニュースは複数種類の合わせ読みで

2019.1.26
情報過多な現代において、有益な情報と出合うのは至難の業。欲しい情報は一体どこに存在するの…!? そんな情報オンチを救うための6か条がここに!

“情報収集のプロ”博報堂ケトル代表取締役・嶋浩一郎さんと、コスメアプリ「LIPS」発案者の松井友里さんにお話を伺いました。

“情報と出合う”6か条

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【情報収集用、プライベート用でアカウントを分ける】
情報過多になりやすいSNSは、アカウントを使い分けよう。「友人の愚痴やネタ投稿に有益な情報が埋もれてしまうのはもったいない。情報収集専用のアカウントを作って気になる人だけをフォローすると、効率的に情報を集めることができます」(松井さん)

【欲しい情報が届かないときは、フォロー先を見直す】
どうも求めている情報が手に入らない…。そんなときは、フォローリストの整理を。「新しい情報がなかなか入ってこないときは、思い切ってフォローしている人を見直しましょう。定期的に整理することで、欲しい情報が入ってくるように」(松井さん)

【本を読むときは、最初に目的をメモする】
“目的”を明確にしてから、本のページをめくること。「自分がなにを知りたいのかをはっきりさせておくことで、本から得られる情報の取捨選択がしやすくなります。必要のないページを読み飛ばすこともでき、読書時間の短縮にもなります」(松井さん)

【気になる分野は、アプリをダウンロード】
気になる分野の情報をより深く知りたいときは、専用のアプリをダウンロードしよう。「いまは各ジャンルに特化したアプリが無数にあります。深掘りしたい分野についてのアプリをダウンロードしておくことで、最新情報がキャッチできます」(松井さん)

【ニュースは複数種類の合わせ読みがマスト】
新聞やWeb、アプリを使い、複数のニュースに触れることで、意外な情報が得られることも。「ソースを限定せず、複数のメディアに目を通すことで、未知の情報に触れるチャンスが増えます。ひとつの出来事を多角的に見ることが大切です」(嶋さん)

【守備範囲外の場所にも、意識的に足を運ぶ】
既知のジャンルだけでは得られる情報に限りがある。ときには守備範囲外の場所に足を運んでみよう。「知らないアイドルのライブ、興味のない映画…。敢えてそれらに触れることで価値観がアップデートされ、新しい情報が得られることも」(嶋さん)

嶋 浩一郎さん 博報堂ケトル代表取締役社長・共同CEO。クリエイティブディレクター、編集者。著書に『嶋浩一郎のアイデアのつくり方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

松井友里さん 東大発スタートアップ・AppBrew取締役。250万ダウンロードを達成し大ヒットしているコスメクチコミアプリ「LIPS」の発案者であり、デザインとプログラミングをこなす。

※『anan』2019年1月30日号より。イラスト・藤田 翔 取材、文・五十嵐 大

(by anan編集部)

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