中村倫也「メイクしている女性が好き」そのワケに思わずドキッ

2018.9.19
『anan』で「僕の美しい人」をテーマに麻生久美子さんとスペシャルグラビアを披露してくれた中村倫也さん。年上女子との恋について、女性のメイクについて話してくれました。

「ここぞという時のおめかしモード、張り切ってる姿が可愛いですよね」

中村倫也

麻生久美子さんとの撮影中、何度か「照れますよね」と小さく呟いていた中村倫也さん。撮影後には「今年イチでドキドキでした」とボソリ。年上女子との恋って、どうですか?

「僕、女性を年齢で見たことがなくて…(しばし思案)年上でも妹みたいな人もいるし、その逆の人もいますし、単なる数字くらいの感覚なんです。年齢がどうであれ、男って、最終的に女性の手のひらの上で転がされているのが幸せな生き物だと思うんですけど、やっぱり、頼りがいとか包容力みたいなものは、美学として持ってはいたいという気持ちもある。僕は相手に合わせて恋愛の仕方を変えられるほど器用じゃないんで、向こうがしんどそうな時は甘えさせて、こっちが甘えたいなって時は『甘えていい?』って言って…相手と一生懸命向き合うしかないかな」

そんな中村さんは、「女性がメイクをしている姿を見るのが好き」なのだとか。

「向こうは見られたくないでしょうから、がっつりは見ませんが(笑)、メイクしている仕草って、女性らしいじゃないですか。頑張ってる感じも微笑ましいですし。舞台で女形をやった時、自分でメイクをしていたこともあって、何かね…共感しちゃうんです。普段はナチュラルメイクなんだけど、ここぞという時に、おめかしモードになっていたりする。今日、張り切ってるんだなみたいなことが見えるのが、可愛いなぁと思います」

では、女性の頑張りには気づくほう? と尋ねると、「気づいてあげたいなとは思いますね」とやさしく誠実な答えを返してくれた。「頑張っているそぶりを見せずに頑張っている人って、男女に限らず素敵ですよね。そこに気づけるような人でありたいと思います」

メイクもスキンケアも、いろんな経験を重ねながら、自らのコンプレックスと向き合い、そこも認めていく作業なのでは、とも。

「最初は、コンプレックスをカバーするためのメイクかもしれない。でも、大人になって肩の力が抜けてくると、隠す方向じゃなく、そこをどう認めていくかを考えるようになる。それって、人間的な許容範囲が広がっている証だと思うんです。メイクひとつから、そんな変化が見て取れたりするのは嬉しいです」

なかむら・ともや 1986年12月24日生まれ。東京都出身。俳優。初の書籍『童詩』が好評発売中。出演映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』は10月26日公開。11月30日にはトークライブを開催予定。

ニット¥11,000 パンツ¥11,000(共にビームス/ビームス 原宿TEL:03・3470・3947)

※『anan』2018年9月26日号より。写真・尾身沙紀(io) スタイリスト・壽村太一 ヘア&メイク・松田 凌 インタビュー、文・望月リサ

(by anan編集部)


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