7月×日 新作ジャケ写&アーティスト写真撮影
今回の撮影は、都内某所にある築90年以上のお屋敷にて。撮影は、日本のジャケットデザイン界の大御所・アートデイレクターの信藤三雄さん自らが担当! 緊張感溢れる現場かな…とドキドキしながら伺ったところ、邸内から聞こえるのは、きゃりーさんの楽しそうな笑い声。こっそり覗くと、信藤さんもきゃりーさんもニッコニコで撮影中。信藤さん曰く、「クラシカルな場所で、少し大人っぽくきゃりーちゃんを撮影して、いつもとは少し違う表情を引き出したかった」とのことで、この場所を選んだそう。確かにきゃりーさんの衣装も、いつもより少し大人っぽい気が…と思ったら、よく見るとなぜか生卵がパカッと割られたヘッドドレスをつけている? 「あ、これ卵かけご飯なんです、ふふふ」(きゃりー)。卵かけご飯をかぶりこなすきゃりーさん、恐るべし。
「あ、ここで撮ってみようか」と突然信藤さんが場所を指定し、撮影が始まることも。そのたびにその場所に合ったポーズを瞬時に繰り出すきゃりーさんに、信藤さんも脱帽。「この勘の良さ、大物の証だよ…」と、きゃりーさんを褒めていらっしゃいました。
7月21日(土)「ASOBIEXPO」出演
この日はきゃりーさんの所属する「ASOBISYSTEM」のフェスに出演。ダルメシアン柄にフリルをあしらったセットアップというスタイルで登場。1曲目の「インベーダーインベーダー」の「おっしゃれっつ 世界征服だ!」の歌詞をみんなでコールし、一気に会場の熱が上がる! 子供の「きゃりーちゃ~ん」という声と、男子たちの野太い声援が混ざる、なんともユニークな状況に。「キミに100 パーセント」「きみのみかた」、そして「原宿いやほい」とどんどん会場はヒートアップ。「声出して~!」と客席を煽るきゃりー、男らしくてカッコいい! 最後の曲と聞いた観客席から、もっとやってコールが湧くと、「無料のイベントなんで許してください」とニコニコ謝罪し、ライブは終了。短時間で観客をぎゅぎゅっと掴む力はさすが!
7月28日(土)ワールドツアー@上海
今年5月から、世界7都市を回っていたワールドツアー。ラストの7月に訪れた上海は、初めてライブを行う場所。昨年の日本のハロウィン公演を再現するという内容のライブで、お化け屋敷のセットにちょっぴり怖め(?!)の衣装を身にまとったきゃりーが登場すると、お客さんたちが一斉に立ち上がってしまい、係員に「座って! 座って!」と促されてのスタートだった。「中国のライブは座って聞かなければいけないんですが、ライブがどんどん盛り上がり、みんなが立っては係員が注意する、また立っては注意され…ってそれを何度も繰り返していたら、最後のほうは係員の人も諦めたみたいで、何も言わなくなっちゃって、みんな立ってました。そのときは私も感動しましたね、なんか、音楽の力ってすごいぞって」(きゃりーさん)
きゃりーぱみゅぱみゅ 1993年生まれ、東京都出身。高校時代に原宿で撮影されたストリートスナップで注目される。読者モデルを経て、’11年、中田ヤスタカプロデュースのミニアルバム『もしもし原宿』でデビュー。個性的でキュートなファッションとパフォーマンスで、日本のみならず世界の人気者に。9/26には4枚目のアルバム『じゃぱみゅ』(ワーナーミュージック)をリリース。それを引っさげ、秋には全国19か所のホールツアーを予定している。
※『anan』2018年9月12日号より。写真・土佐麻理子
(by anan編集部)
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