心も体も元気になれる! お酢のすごい効能に注目。
「健康酢のベースは、お酢。そもそもお酢には脂肪代謝を促進する、糖の吸収を緩やかにするといったダイエットに嬉しい効果がありますが、それ以外に胃腸の働きをよくして全身に血液をめぐらせるという作用も。夏バテからくる全身の不調はお酢のパワーで解消できるのです」(内科医・石原新菜先生)
“健康酢”とは、そんな健康効果の高いお酢にレモン、しょうが、玉ねぎなど栄養価の高い食材を組み合わせた手作り調味料のこと。
「食材を加えるメリットは、相乗効果でより高い効能を得られること。さらに、体を冷やすといったお酢の作用を和らげることができます。作り置きをしておくことで、ドレッシングや調味料として料理時にサッと使えて便利です」
Q1日の摂取量の目安は?
1日あたりスプーン3杯、1食大さじ1~2を目安に摂取しよう。効果を持続させるには、一度にたくさん摂るのではなく毎日少量ずつ食べ続けることが大切。スープやドリンクに入れて飲むのもオススメ。
Qどのくらい日持ちする?
冷蔵庫で10日~2週間保存可能。ただしお酢に浸かっていない部分は傷む速度が速く、変色もしやすいため、材料はしっかり混ぜて浸けておくのがポイント。料理で使う際は、必ず清潔なスプーンを使って取り出そう。
Qオススメの酢の種類は?
今回使用しているのは、クセがなくスッキリとした香りの穀物酢。アミノ酸が豊富でコクのある黒酢や、リンゴの爽やかな香りが特徴のリンゴ酢なども◎。使用用途に合わせて使い分けてみよう。
Q保存容器はどんなものを選べばいい?
密封できるフタ付きの瓶がベスト。容器は事前に煮沸消毒をしてよく乾かしておくことで、雑菌の繁殖を防ぐことができる。作製後や使用した後も、フタやフチを清潔に保つよう心がけて。
Q食材はどんな切り方でもOK?
オススメはみじん切り。細切りやスライスにするよりも料理に使いやすく、ドレッシングやソース、トッピングといったアレンジも広がる。とくにレモンは、細かく切ることで皮ごと食べられて栄養価もアップ!
内科医 石原新菜先生 イシハラクリニック副院長。主に漢方医学や自然治療法、食事療法などの面から患者の治療にあたっている。講演、テレビ出演、執筆活動と幅広く活躍中。
※『anan』2018年8月29日号より。写真・小川朋央 取材、文・黒澤祐美 撮影協力・UTUWA
(by anan編集部)
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