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やっぱり「おじさん」ブーム? ギャップ萌え必至のマンガとは

2018.8.23
身悶えするほど面白い、キャラクター愛炸裂コミック『おじさんはカワイイものがお好き。』。その著者が、ツトムさんだ。
おじさん2

小路課長こと小路三貴(おじみつたか)は、会社では、頼りになると評判のデキる上司。子どものころからカワイイものに目がないのに、素直に公言できない40歳のイケメンバツイチである。

大好きな犬のキャラクター<パグ太郎>を心置きなく愛でたい! でも誰にも知られたくない! かくして、秘密死守のため、小路課長のドタバタな日常が展開する。

「“おじさん”と呼ばれる年齢だけれどスーツが似合って気配り上手。小路課長には、周りにいそうでいない、理想を詰め込みました」

萌えポイントは、シュッとしている大人の渋さと、パグ太郎を愛でる時の可愛らしさとのギャップ。

「なので、スーツの着こなしや、自然なたたずまいはステキに描きたいですね。個人的には、袖をまくった時に見える手首や、スラックスのすそから見える靴下足首とかも好きなので、そういうディテールには特に神経を使います。また、私のような絵柄で、白目やトホホ顔などの変顔を描く作家さんは少ないように思うので、あえて多く入れています」

小路課長がそれほどまでに入れ込む、パグ太郎の可愛らしさをどう表現するかも重要だ。

「ボストンテリアとパグを飼っています。マスコットを描くならどちらかをモデルに! と決めていたので、さほど迷わずああいうフォルムができあがりました。考えてみると、昔から、バーバパパやムーミンが好き。彼らのしもぶくれ感といいますか、もったりした感じ……、たまりません(笑)。なのでパグ太郎の土台はそのあたりが影響してるのかな、と」

小路課長の目下の悩みは、ひとり暮らしの部屋が見つかるまで同居することになった大学生の甥っ子・真純くんや、会社で一方的に小路課長をライバル視し、くってかかってくる同僚・鳴戸課長の存在。

彼らによって、しばしばカワイイもの好きがバレそうになる窮地に陥るが、それを切り抜ける機転の利いたアイデアとコメディとのバランスに思わず噴き出し、つい小路課長のピンチを期待してしまう。

1巻の終わりには、小路課長と同じビルで働いているという河合ケンタが意味深に登場。彼は小路課長とどんなふうに関わっていくのか、ますますこの先が楽しみだ。

「自分が犬グッズをつい買ってしまうようになるなんて、ペットを飼うまでは思っていませんでした。なので、そういう熱愛対象に出合っていない方も、これからそういうものに出合ったらきっと……と思って描いています。疲れている時も、読んだらくすくす笑って息抜きができる、そんな作品にしていきたいですね」

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『おじさんはカワイイものがお好き。』 コラボカフェに出かけたり、ガチャを引いたり。推しキャラのいる小路課長は毎日が充実。カバーをめくると、おまけの4コマまんがとあとがきが。フレックスコミックス 600円 ©ツトム/COMICポラリス ©フレックスコミックス

ツトム 大阪府出身のマンガ家。2008年にデビューし、現在はwebコミック「COMICポラリス」で「おじさんはカワイイものがお好き。」を連載中。9月15日に待望の2巻が発売予定。

※『anan』2018年8月29日号より。写真・大嶋千尋 インタビュー、文・三浦天紗子

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