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大人だから泣ける!? 濱田めぐみと平原綾香がメリー・ポピンズに挑戦

2018.3.24
歌、ダンス、そして…魔法! 見どころだらけのミュージカル『メリー・ポピンズ』が開幕!
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傘を手に、風に乗ってやってきた美人で、厳しいけれどユーモアがあって、時おり魔法も使うメリー・ポピンズ。バラバラになった家族の元へ子守としてやってきたメリーが活躍する『メリー・ポピンズ』は、ディズニー映画でお馴染みの人も多いはず。その名作が、ディズニーと、『レ・ミゼラブル』を手がけたキャメロン・マッキントッシュという、ミュージカル界きってのヒットメーカーの手によりミュージカルに。「チム・チム・チェリー」に代表される耳に残る名曲の数々に、ファンタジックでありながら大人の心にも刺さるストーリー。そして、古典バレエの傑作『白鳥の湖』を斬新にリプロダクトし、世界中を熱狂させたマシュー・ボーンが振付を担当。そんな話題性抜群のこのプロダクションは、’04年のロンドン初演から大評判に。’06年にはブロードウェイに上陸して約7年にわたるロングランを成功させている。その大ヒット作が、今回初の日本上陸! メリー役は、『ウィキッド』や『アイーダ』などの大作ミュージカルに主演してきた濱田めぐみさんと、近年ミュージカルにも活躍の場を広げた歌手の平原綾香さんがWキャストで演じる。

*  *  *
平原:私、子供の頃に“メリー・ポピンズごっこ”をしていたことがあるんですよ。傘をさしてちょっとした段差から飛び降りたりして。でも今回、出演することになって、彼女の職業もどんな人かも全然わかってなかったんだって思いました(笑)。

濱田:名前は知っていても物語が繋がらないという人、きっと多いんじゃないかな。私が最初に映画を観たのは中学生くらいの頃。当時、勉強のためにミュージカル映画をいっぱい観ていたんですけれど、当時はそこまでハマるということもなくて…。

平原:いま、大人になったからこそわかるし、泣ける部分がいっぱいある作品なのかもしれません。

濱田:ドラマが単純じゃないので、登場人物たちのドラマやセリフが、自分自身の内面というか人生の中に刺さってくることが多いんです。

平原:誰しも子供だった時代があるから、バンクス家の子供たち…ジェーンとマイケルの気持ちがわかる。でも、大人になっていろんな経験をしてきて、彼らの親…ジョージとウィニフレッドのもどかしさや悲しみもわかる。それぞれが葛藤しながら人生を生きているのがわかるんです。そんな彼らに対してメリーが、お説教するのではなく、さらりと大切なことを言うのもいいですよね。

濱田:稽古場で自分の体を通してメリーの言葉を発してみると、大人たちと喋っている時にギクシャク感をすごく感じるんです。子供たちと喋っている時は感じないのに、ジョージやウィニフレッドは、メリーと対峙している時に警戒するというか緊張しているんです。それはたぶん、彼女がすべてを見透かしているから。その上で真実を突きつけてくるので、自分の心に嘘をついている人たちは目を見て話せないんだと思います。そんなメリーとして共演の方々とセリフをやり取りしていると、その役柄の先にある役者さん自身の心の奥にしまってあった子供の部分…純粋な部分に触れる瞬間もあって。演じていて、本当に不思議な役だなと。

平原:演じる側も、歌の時もダンスの時も、そこに真実の心があるかどうか、つねに問われている気がします。「メリーはこういうものだ」と型にはめてしまった瞬間に、すぐに演出家に指摘されてしまうんです。

濱田:言葉にできない部分を要求されるんですよね。今回は演出家が外国の方でしょ。言葉では微妙なニュアンスが伝わりづらいからこそ、真意をキャッチしようと嗅覚を研ぎ澄ましてやり取りするから、深い部分で通じ合えている気がして。

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平原:ただ、クリエイティブチームの要求が細かい(笑)。小指の動かし方にも決まり事が多くて大変です。

濱田:演出家がセリフの語尾に書かれてる「~ね」や「~なの」のニュアンスの違いまで、逐一翻訳の方に確認してるくらい。この曲のこのタイミングで振り向きたいけれど日本語ではおかしくないか、とか。

平原:それだけ繊細なものを大切にしている作品なんだと思います。

濱田:たぶん、一度観たらやみつきになるんじゃないかな。見どころだらけの盛りだくさんな作品ですから。

はまだ・めぐみ(写真・右)劇団四季在籍時から大作ミュージカルでヒロインを演じ人気を博す。近作に『メンフィス』『デスノート THE MUSICAL』『王家の紋章』『フランケンシュタイン』など。

ひらはら・あやか(写真・左)2003年に『Jupiter』でデビュー、同曲で日本レコード大賞新人賞を受賞。’14年『ラブ・ネバー・ダイ』でミュージカル初出演を果たし、今作が3作目となる。

厳格な銀行家のジョージと妻のウィニフレッドは、子守は人に任せっきりにしていた。家族がバラバラになったバンクス家に、空から子守役としてメリー・ポピンズがやってくる。3月25日(日)~5月7日(月)※3月24日(土)まではプレビュー公演 渋谷・東急シアターオーブ 出演/濱田めぐみ・平原綾香、大貫勇輔・柿澤勇人(共にWキャスト)ほか S席1万3500円 A席9500円 B席4000円*全て税込み(プレビュー公演は別料金) ホリプロチケットセンター TEL:03・3490・4949 marypoppins2018.jp 大阪公演あり。

マシュー・ボーンの振付は美しくてドラマティック。(C)Disney/CML

※『anan』2018年3月28日号より。写真・小笠原真紀 取材、文・望月リサ

(by anan編集部)

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