経験を積んできたからこそ! 羽生善治の名言とは…
愛のない選択は、決してよい結果にはならない。(プラトン)
肉体より精神に惹かれる愛=プラトニックラブを説いたことで知られる、哲学者のプラトン。選択時も、心が求めるものを見極めることが大事だと語った。「仕事上でも、目の前の損得勘定だけで動くのではなく、商品への愛を持っている人のほうが、成功している気がする」(27歳・広告)
最後は直観で判断します。(羽生善治)
先を読み、どんな手を打つかという選択を繰り返す棋士。天才と称される羽生善治さんが直感を大事にするのは、それが根拠のないものではなく、経験に裏打ちされたものだから。「直感の考え方にハッとさせられたと同時に、自分も努力して経験を積もうと覚悟できました」(34歳・会社員)
決定しないという決定もあることを忘れないほうがいい。(ピーター・F・ドラッカー『ドラッカー名著集』)
答えが二択しかないと思い込むオール・オア・ナッシング思考に、一石を投じるひと言。時には、先送りすることが最善の策となることも。「仕事で決断ができず落ち込んでいた心が楽に…! 狭くなっていた視野が広がり、冷静になれたおかげで、いい案が生まれました」(27歳・広告)
じっくり、よく考えろ。しかし行動するときが来たら、考えるのはやめて、ひたすら進め。(ナポレオン・ボナパルト)
フランス革命後の混乱をまとめ、諸外国との戦いに勝利してフランスの皇帝となったナポレオン・ボナパルト。大切なのは、熟考すること、そして決断したら、ひたすら突き進むことだと説く。「思慮深さと行動力の両方が、いい選択をするためには必要なのだと気づかされた」(27歳・PR)
永いこと考え込んでいる者が、いつも最善のものを選ぶわけではない。(ゲーテ『ゲーテ格言集』)
選択に費やした時間と決断の内容のレベルが、必ずしも比例するとは限らないと、ドイツの文豪ゲーテ。その鋭い指摘が胸にグサッと刺さる人も多いはず。「ウジウジと悩み、仕事で幾多のチャンスを逃してきた私には耳の痛いフレーズ。決断力の重要性をしみじみ感じた」(34歳・営業)
何度でもやり直せばいいのである。(瀬戸内寂聴)
自分の体や感情のコンディションに重きを置けばいいという、私たちを丸ごと包んでくれるような温かいひと言。「自分の選択を信じていいんだと、肯定された気持ちに。“間違っていたら何度でもやり直せばいい”という励ましに、失敗してもいいやと、心が楽になりました」(32歳・販売)
何が正解かわからないんだから、とりあえずやってみて軌道修正しよう。(堀江貴文)
十分に情報収集や準備をしたのなら、行動を起こすことが大事。「堀江さんが視聴者の質問に回答する、YouTubeの番組で発言しているのを聞き、深くうなずいた。リスクが絶対にない方法は見つからないものなのだと腑に落ち、一歩、踏み出してみようと励まされました」(35歳・会社員)
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