甘じょっぱさがクセになる! 名店『くろぎ』が作る“ホットサンド”

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2018.01.13
スイーツライターのchicoさんがおススメのギフトをご紹介。今回は『廚(くりや)otona くろぎ』のくろぎサンドです。
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なんて品の良い佇まいのホットサンドだろう。独特なフォルムは見覚えがあった。和食の名店『くろぎ』のロゴマークだ。そう、これは昨年11月オープンのカフェ&バー『廚 otona くろぎ』で早くも評判を呼んでいる、その名も「くろぎサンド」。

フィリングをパンに挟んだら、型を使い練り切りの要領でグイッと抜くのも、和菓子店もやっているこちららしい。そもそも焼くとカリッとする水分量のパンを特注しているが、このやり方で抜くと、空気が押し出されてさらにクリスピーに感じられる。香ばしく焼かれたパンからとろりと溢れる餡バターや抹茶クリームチーズもまたひと味違った。柔らかな甘さにほのかな塩気が心地よく、独特の旨味がじんわり舌に染み渡るよう。

ヒミツは餡に醤油(抹茶餡には塩)が入っていること。「和食のさしすせそ」がちゃんと息づく甘味は、甘じょっぱさが後を引き、コーヒーを片手に朝食がわりやおやつにいただくのはもちろん、お酒のアテにするのもいい。なにしろお店は朝7時から深夜2時までずっとやっていて、猿田彦珈琲とコラボした和菓子に合うコーヒー「絹ゆらぎ」から、珍しい焼酎や日本酒まで完備。一日中いつだって焼きたてのホットサンドが、ゆるりとしたひと時を運んでくれる。

カリ、ふわ、まったりの軽い口どけと、甘じょっぱさがクセになる、くろぎサンド(右・餡バター、左・抹茶クリームチーズ)各¥600。イートインは2個セットで¥1,100。

廚 otona くろぎ 東京都台東区上野3‐24‐6 パルコヤ上野1F TEL:03・6284・2796 7:00~翌2:00 無休(施設に準ずる)

チコ スイーツライター。大人気のガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。

※『anan』2018年1月17日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・中根美和子 取材、文・chico

(by anan編集部)


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