100年以上続くのは実力があるからこそ。
創業は1901年。116年もの歴史をもつ、日本美容のパイオニア的ブランド『北原美顔』から、その伝統と哲学が息づいた渾身の石鹸が誕生した。
「創業者である北原十三男(とみお)は、アメリカやドイツなど、欧州各国も積極的に視察した医者でした。その視察中に、現在でいう美容師やエステティシャンなど、医学がベースとなった美容を提供する職業に出合い、必然性に着目。ハンガリーのブダペストにあった美容学校を卒業し、帰国後すぐに独自の美容法を確立しました。当時の日本にはまだ、“美容”という文化は乏しかったのですが、婦人雑誌への執筆や講演会などを通し、正しい美容法の普及に尽力したのです」(日本化粧品株式会社 代表取締役社長・北原邦子さん)
十三男氏が提唱し、現在も続くブランド理念のひとつが“正しい洗顔こそ、美容の近道”だ。
「他の部分は衣服で覆われていますが、顔の肌は基本的に、寒さや乾燥が厳しい地域でも露出していますよね。それほど、顔の肌は丈夫にできているんです。だからこそ、毎日の洗顔で皮脂を奪いすぎたり、逆に余計な成分を入れて欲張ってしまうと、肌トラブルが起きやすくなります。肌にとって理想なのは、皮脂が適度に分泌された状態。新しく開発した『北原石鹸 N+』は、そんな最高の肌状態へ洗顔からいかに導くかが開発のポイントになっています」
現在も一族で経営・製品開発し、品質を守り抜いているのも、北原美顔ならでは。そのこだわりは強く、この石鹸も確かな技術をもつ職人によりひとつずつ丁寧に作られている。
「上質な植物性油脂の素地をベースにした、弱アルカリ性の石鹸です。デリケートに傾いてしまった肌にも使え、多くの肌悩みに対応します。肌のお守り的存在として、ぜひ一度使ってみてください」
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