彼以外の男性とセックス…25歳女性に訪れた「地獄のような修羅場」

文・三松真由美 — 2023.1.19
現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、彼が帰省し、ボッチ正月を過ごすことになった25歳女性。さみしさのあまり、自宅で元セフレとエッチすることに。そこにやってきたのは…! 三松先生が孤独を感じたときの寂しさの埋め方を教えてくれます!

果穂(25)彼氏レスのお正月でさみしさMAX。彼氏とセフレがバッティングして修羅場かよ

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【レスなひとびと】vol. 190


東京で一人暮らし中の果穂は、彼氏のセイタが大好き。週末はセイタとのデートが最優先。女友達との約束は二の次だ。

でもお正月、セイタは地元の富山に帰っちゃって、全然かまってくれない。クリスマスは、ずっと一緒に過ごしたのに! 果穂にも地元はある。でも母親に「ひいおばあちゃんがコロナにかかると困るから、東京からは来ないで」と。帰省を断念してボッチ正月だ。

自宅でボッチとなると、SNSばかり見てしまう。SNS中毒になりそう。カップラーメンをすすりながら、インスタグラムのおすすめ欄に出てきた美女・MAOのアカウントをタップ。ウッ! 「年末年始はリッツで年越し」だって。

MAOの最初の投稿までさかのぼっていく。ああ、このMAOって子、整形なしで8年前からかわいいんだなぁ。おまけにスタイルもよくて、お金持ちの彼氏がいて。MAO、ずるいよ。

今朝送った「セイタ、夜電話できる?」への返信は「ごめん、今日中学の友達と飲み会」。地元愛満開。ああ、わたしもMAOみたいにスタイルよくてかわいかったら、冬休みもずっと彼氏が一緒にいてくれるかもしんない。なんでこんな魅力ないんだろう。

ポテチをつまみながらため息。さみしいとおなかは減るし動けないし、どんどん太って悪循環。こんなんじゃ、セイタにもフラれちゃうかも。地元で元カノとかと再会してないといいけど。不安が拡大してゆく。

思わず「あけおめ! 最近どう?」とLINEしてきた元セフレのショウに返信をしてしまう。

「元気だよー」

「彼氏とはどうなった?」と聞かれて、近況を答えるうちに、ショウが果穂の家に来る流れに。

ってことで元セフレが、現セフレに復活か。

2時間後。

「果穂、体型、変わってないね」

玄関でほっぺをムニっとやってから、抱きしめてくるショウ。人肌体温にホッとしつつ、やや後悔。

「ねえ、果穂も舌入れてよ」

いきなりベロチューを要求してくるショウ。ちょい気持ち悪い。やっぱりセイタに会いたい。セイタのチュッが恋しい。

「俺のこと呼んだってことは、いいってことでしょ? ね、寒いしさ、ベッド行こうよ」

「いや、ただ一人でさみしかっただけなの。アマプラでも観ようよ」

「いいじゃん、しようよ。じゃなきゃ俺、帰っちゃうよ」

「え〜それはやだ。さみしいー」

果穂のニットの中にショウの手が入ってくる。手際よくブラの中に指が侵入。乳首をやさしくつままれて「んっ」。

求められている感じはうれしい。でも、セイタがいい。

そのとき、インターホンが鳴った。
モニターに映るのは…セイタ!?

まさか、さみしがっているのを察して、帰ってきてくれた? わたし、なんてことしちゃったんだろう。新年早々、修羅場すぎ。


【三松さんからのコメント】

もともと冬は日照時間も少なくて、幸せホルモンといわれるセロトニンの分泌が少なめ。急にひとりになったら果穂さんみたいにうまく過ごせない人もいるでしょう。でも、彼氏に依存しすぎるのはNGです。

まずおすすめなのは、同世代の女友達とつながっておくこと。グループチャット、限定公開のストーリーズだってOK。同世代かつ同性の友達って、案外同じようなことで悩んでいるので、シェアすると共感を得られ、連帯できて寂しさを吹き飛ばすことができます。

見ず知らずの美女MAOさんの生活のいいところだけを切り取ったインスタを見続けて「こんなふうにかわいかったら」とひとりで謎の妄想をして落ち込むより、ずーっといい。

「そんな女友達いないよ」という方は、自分だけの日記をつけてみては。
私はどういう状態を求めていて、そのために何ができるのかを整理する。書いてみないと脳内だけではまとまらない。

次のステップアップはnoteやblogに公開して、他者にアウトプットしてみる。ほかのひとに読んでもらう公的な文章を書くのはすっごく大事。独りよがりにならないし、気を遣うので自然にやりたいことが整理できてくるのです。『アウトプット大全』(サンクチュアリ出版)って本読んでみて。

書いてるうちに寂しさを忘れ、「これやらなきゃ」とやることが見えてきたらしめたもの。うじうじモードに入って、取り返しのつかない行動をしてしまう前に、いくつか予防策を知っておいてくださいね。

「彼氏レスの一人時間。さみしがるか、充実させるかは自分次第。さみしいとすぐにエッチしたくなる女性は厳重注意。エッチに逃げると成長しません。オトナ女になりましょう」

参考
https://www.sanctuarybooks.jp/book-details/book1018.html
   

三松 真由美 
恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。


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原作:三松真由美 漫画:カナメキヌコ
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©Bernd Vogel/Gettyimages