アソコはグショグショ、感度もビンビン! 初エッチ前にこっそりしたい「女性の準備」

文・三松真由美 — 2021.10.14
現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、彼氏いない歴=年齢の女性20歳。妄想の日々を過ごすも、出会い系サイトである男性と知り合い…。三松先生が初エッチから気持ちよく感じられる「こっそりしておくといい準備」を教えてくれます!

里穂(20歳)彼氏レス歴=年齢でずっと“ひとりエアエッチ”だったけどリアルエッチできたぞ

エッチ セックス ひとりエッチ 出会い系サイト

【レスなひとびと】vol. 134


「いってきまーす」

よし、お兄ちゃんが出かけた。家には私ひとりだ。

お兄ちゃんが、忘れものを取りに戻ってくる…なんてことがあっちゃまずい。念のため5分待って、クローゼットを開ける。奥の箱からお気に入りを取り出す。

タンポンサイズの、ぷにぷに素材のミニバイブ。

お股に押し当てて、妄想彼氏とのエアエッチを始める。今日は知的でクールだけど、いざという時ドSな彼氏。

「あ〜ん、気持ちいいいい」

里穂は彼氏レス歴=年齢。20歳。

20歳になったらやってみたかったことがある。マッチングアプリへの登録だ。妄想による“ひとりエアエッチ”を卒業して、生身の彼氏としてみたい。リアルエッチに興味津々のお年頃。

“里穂です。彼氏が欲しくて登録しました。大学生で、専攻は心理学。好奇心旺盛で勉強はまじめにするほうです。趣味は読書で好きな作家は…などなど”

プロフィールは、かなり詳しく書いた。趣味、ほんとはひとりエアエッチだけど。相性のいい人とマッチできたらいいな。心もカラダも。

マッチした中から選んだのは、5人。そのなかからデートを重ねて、1人、マジでいいと思える人ができた。和孝さん。

3つ年上の大学院生。穏やかで知的で上品。好きな作家にエロエロな作品を書く人がいたから、この人もしかして…と密かにちょっと期待。

8回目のデート。

「里穂ちゃん、このあとどうする? 帰るなら送るよ」

「う〜ん、いつも送ってもらってばっかりだから、今日はわたしが送る」

「えっ、夜遅いのに。でも…お言葉に甘えちゃおうかな」

そして、和孝さんのマンションのエントランスまでやってきた。

「どこまで送ろうかな。せっかくだから、ちょっと部屋のなか、見てもいい?」

「もちろんいいよ。どうぞ」

白で統一された家具。綺麗にメイキングされたベッド。間接照明。エロい、なんかエロい。でも、このあとどうしたらいいかわかんないぞう。

「ふうん、きれいだね。お部屋見せてくれてありがとう。じゃあ、帰るね」

とりあえずクールに言ってみた。

「男の部屋に来たら、何もしないで帰れるなんて思ってないだろ」

肩に回された手。導かれるままにベッド。望むままの展開。ついに…。

やさしく服を脱がされて、和孝さんの手が大事なところを包んで愛撫する。ゾクゾク。恥ずかしいよう。

次にどこを触られるかわからない。次の快感がどんなものか予測できない。うわあ、人にカラダを委ねるのって、こんなにエッチなんだ。反射的にいやらしい言葉を言ってしまう。

「ん…はあ、もうやだ…」

「ん? 何が嫌なの? 言ってごらん」

「今日は挿れないよ。体を慣らすだけね」と1時間近く愛撫。

頭トロトロ。妄想以上の快感沼にハマってしまった。

「ねえ、和孝さん。大好き…」

ついに生身の彼氏とのリアルエッチ体験完遂。

その後、里穂のエアエッチの妄想相手も和孝さんとなり、和孝さん一色の恋愛が始まりました。 


【三松さんからのコメント】

里穂さん、恋愛上手ですね。彼氏がいたことなかったなんて、信じられないくらい。妄想と心理学の力でしょうか。

マッチングアプリの使い方も上手。できるだけ詳しくプロフィールを書くというのは大正解です。真剣度が伝わりますし、人となりをふまえて選んでくれる人も増えます。

ただ単に「パン作りが趣味」だけより「クロワッサンを作って女子だけのお茶会を開いてます」とか「食パンを焼いてサンドイッチにして、ピクニックデートしたいです」とか書くとマッチ相手もそのシーンを妄想してイイねの数は増加。

ちょっとめんどくさいことや、こだわりを書いておくぐらいがフィルターになってちょうどいいかもしれません。

そしてそして。里穂さん、愛する人との初エッチを楽しめて、何より。相手がいるだけで、快感がまた宇宙に広がり、奥行きがグッと増しますよね。エアエッチとリアルエッチの差を実感したことでしょう。初回でインしない彼もなかなかジェントルですぞ。

相手に身を任せられるって、なんて心地良いの、という感覚も体験できましたね。

そう、初エッチでも安心して身を任せるには、お相手との信頼関係がマストなのです。

初エッチにはひとりエッチの経験が生きてきます。エッチへの恐怖心を減らしたり、自分の気持ちイイところを理解できますもん。里穂さんの本当の趣味は、役に立ちまくり。

「彼氏レスの女子に告ぐ。いなくてもエアエッチだけはやっとけ。いざという時、カチコチにならずにすむからね」

三松 真由美 
恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。

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三松真由美 note 恋と結婚とエッチのテーマ更新中
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