そわんわんとリアル妹が“女性特有の不調”について対談 「姉からの情報はすごく助かる」

ウェルネス
2023.06.24
ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、身近な誰かと話す、カラダのこと。ひとりで抱えている人も多い、生理などのカラダに関するお悩み。誰かに話すことでちょっぴりラクになることも…。

コスメみたいに、気軽にフェムケアについても共有できるのが理想。

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明るく飾らないキャラクターで、フェムケアについても発信しているYouTuberのそわんわんさん。今回は、大学生の“リアル”妹さんにも登場していただき、女性特有の不調について、姉妹だからこそ助けられること、逆に話せないこと、シェアすることの大切さなどについて伺いました。

そわんわん:うちは高校卒業後に上京して、今は妹と離れて暮らしているので、生理とかカラダの悩みについてわざわざ姉妹で話すという機会はないかな。でも、おすすめのデリケートゾーンソープを見つけたりすると、妹に送ってあげたりはしてるんです(笑)。

妹:そうなんです。たまに姉の家に泊まると、キャリーバッグの上にフェムケアグッズを置いてくれたり(笑)。デリケートゾーンソープとか、おりものシートももらいました。おりものシートは姉にもらって初めて知ったので、使ったとき、すごく感動しました。

そわんわん:おりものシートなんて“当たり前”って思うかもしれないですけど、実家にいるときは、その存在すら知らなくて…東京に来て初めて知ったアイテム。今までおりもので下着が汚れるのは仕方ないことって思っていたんですけど、使うと快適度が全然違う。きっと妹も知らないだろうなと思って、プレゼントをしました。

妹:どんなアイテムがいいのかわからないし、友達と情報交換することもないので、姉からの情報はすごく助かっています。

そわんわん:うちはフェムケアアイテムを、誰かに教えてもらう機会というのがなくて、一人暮らしを始めてちょっとずつ自分で試して、その便利さに驚きました。だから、知るきっかけになればと思って妹にもシェアしています。自分でいいものを見つけるのは難しいし、大学生だと、お洋服やら推し活やらが優先で、フェムケアにまでお金をかける余裕が正直ないと思うんですよ。でも便利なアイテムを取り入れると、生活の質が変わるのも事実。気に入るものを見つけてくれるといいなって。

妹:逆に、「今日はちょっとあの日でお腹痛い」とか、気軽に不調を伝えられるのは、家族よりも女友達のことが多いかも。あったかい飲み物を差し入れしてくれたり、お互いに気を使ったりとか。

そわんわん:そうかもね。妹とまだ実家で一緒に暮らしているときも、お互い“あの日”なんだろうな~と察しつつも、黙って見守るみたいな感じだったし。家族だからこそ、言いづらいことって正直あるかも。でも周囲の誰かに、不調を共有しておくのは、何かあったとき助かることは多いよね。

妹:実際、女性なら誰もが抱える悩みだから、打ち明けてみたら、相手も寄り添ってくれることがほとんどだと思う。

そわんわん:コスメとかって、いいのがあったら誰かにシェアしたくなりますよね。それと同じように、フェムケアの情報ももっとみんなで共有して、助け合えたらいいなと思いますね。とはいえ、なかなか不調って相談しにくいものだから、言えない気持ちもわかります。もちろん無理して言う必要もないし。でも自分が困ったときに頼れる人が、一人でもいるとラクになることもあるんじゃないかなって。それが友達でも家族でも、誰かがいるって安心できるから。

そわんわん 1999年2月19日生まれ、和歌山県出身。YouTuber、モデル。SNSの総フォロワー数は100万人超え。ananフェムケア委員会のメンバーとして、誌面にも度々登場している。

※『anan』2023年6月28日号より。写真・水野昭子 ヘア&メイク・大山恵奈 取材、文・岡井美絹子

(by anan編集部)

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