
自律神経の乱れがもたらす多くの不調。なかでも、多くの人が感じる冷え、メンタル不調、不眠をピックアップ。症状やタイプに合わせた、識者おすすめのセルフケアで整えていけば、心とカラダがグンと軽くなりますよ。今回は、心身をメンテナンスする不眠解消アイデアを識者6人に聞きました。
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夜にシメ味噌汁を飲む

「味噌汁は消化しやすく、カラダを内側から温めるので胃腸がリラックス。眠る準備が整います。また、睡眠中は副交感神経が優位になるので、夜に発酵食品を摂れば、腸内環境が整いやすくなり、自律神経も安定。夜の味噌汁を習慣にしましょう」(神経内科認定医・渡辺正樹さん)
夏でも湯船にしっかり浸かる

「深部体温を上げ、体温が下がるタイミングで就寝するのが快眠の秘訣。そのため、一年中湯船に浸かっています。シャワーを15分ほど浴びても深部体温は0.1℃ほどしか上がりませんが、40℃のお湯に10分浸かれば約0.5℃上げられます」(温泉療法専門医・早坂信哉さん)
寝る1時間前でスマホはやめる

「眠れないなら絶対実践してほしいのが、就寝1時間前にスマホ断ちすること。スマホを見ると、画面の明かりや心配事で交感神経が優位になり、目が覚めてしまいます。寝る前にくるメールやLINEは『悪魔の連絡』。朝にチェックしよう」(順天堂大学医学部特任教授・小林弘幸さん)
寝つけないときは、寝なければと躍起にならない

「脳にとって、眠らなければ! と焦ることが負荷になり、余計眠れなくなります。寝つけなくても、目を閉じて横になっていれば休息になる、と思うこと。そこで、深くゆっくりした呼吸を続けていれば、自然と心も落ち着いてくるものです」(脳神経科学者・毛内拡さん)
カラダを洗うときは、 全身を優しく撫でるように

「入浴時間は心身をいたわる大切な時間。シャンプーはシリコンブラシを使い、頭をマッサージしながら丁寧に。ボディはハンドタオルなどで優しく撫でるように洗います。睡眠時間を少し削っても入浴を丁寧にすれば、睡眠の質が上がります」(呼吸ヨガⓇ創始者・平賀きょう子さん)
とにかく部屋を真っ暗にして眠る

「目をつぶっていても、光を感じることがわかっています。些細な光でも眠りの妨げになるので、カーテンや扉から光が漏れてこないよう隙間ができない工夫をし、エアコンの運転ランプにもシールを貼るなど、部屋を真っ暗にしています」(鍼灸あん摩マッサージ指圧師・柳本真弓さん)
夜の膨満感を減らすため、夕飯は低FODMAP食に

「夕食が胃腸に負担のかかるものだと、睡眠の質が下がります。そこで、小麦や牛乳など小腸で吸収されにくく、大腸で発酵しやすい発酵性糖質のFODMAP食をやめ、低FODMAP食に替えたら、夜のお腹の膨満感が軽減してきた気がします」(平賀さん)
全身のこわばりを取る、15分のストレッチ

「全身のこわばりを取らずに寝てしまうと、睡眠に悪影響があると思います。特に、手、足裏、骨盤まわりはこわばりやすいパーツ。私は、毎晩15分ほど丁寧に時間をかけてストレッチしてから寝ています。目覚めのスッキリ感が変わりますよ」(柳本さん)
イラスト・大石さちよ 取材、文・板倉ミキコ
anan 2510号(2026年9月2日発売)より
































