断然、掃除しやすい! “狭い洗面所”でもマネできる「収納アイデア」3選

ライフスタイル
2021.10.25

文/のぞみ

朝の身支度でバタバタしがちな洗面所。家族共有のモノやそれぞれ別で使うモノ、掃除用具、消耗品など、狭いところに多くのモノを収納する必要があるため、どうしてもごちゃごちゃして出し入れしにくくなりますよね。ですが、狭いスペースでもうまく収めつつ、キレイをキープする方法はあります! そこで今回は、整理収納アドバイザーである筆者が、スッキリした見た目と使いやすさの両方が叶う“洗面所収納アイデア”をご紹介します。

1.こまめな「ついで掃除」でキレイをキープ

掃除

水ハネや髪の毛、ホコリなど、家族で使うとすぐに汚れてしまう洗面所。掃除のしやすさを考えると、置くモノはなるべく少なく、スッキリとした空間にしておきたいですね。

そこで筆者宅では、洗顔で使用したハンドタオルを洗濯に出す前に、鏡や蛇口、洗面ボウルを磨く習慣をつけています。鏡や蛇口がピカピカに輝いていると、家族も自分自身も手を洗うときにとても気持ちがよいですよね。

水ハネに気づいたら、子どもたちにもティッシュでさっと拭くように伝えています。1分以内のこまめな「ついで掃除」なら、いつでも誰でもハードルが低く続けやすいですし、専用の掃除用具は使わないので収納場所に困ることもありません。

2.「動線に合わせた配置」で身支度がスムーズに

歯ブラシ

掃除のしやすさはもちろん大切ですが、モノの取り出しやすさも重要ですね。筆者宅で出しっぱなしにしているのは「時計・ハンドソープ・歯ブラシ」の3つのみ! かなり厳選しています。

特に歯ブラシは、使用後の濡れた状態で扉の中にしまうと雑菌が繁殖してしまうので、出しっぱなしにするのがおすすめ! 壁にフックを取り付け、歯ブラシスタンドを浮かせて設置しています。ワンアクションで使いやすく、拭き掃除の邪魔にもなりませんよ。コップは、置くスペースや衛生面を考えて使用していません。

ヘアアイロン

毎日よく使うティッシュは、引き出しの一番見やすい手前に入れる。親子で使うヘアブラシやヘアアイロンは、引き出しの扉にフックでかけたワイヤーラックに置く……と、立ったままでも使いやすい収納を意識しています。

IMG_5992

洗面所の扉収納には、家族が届きやすい高さに合わせて、クリームや美容液、日焼け止めをゆとりのあるスペースを保って収納しています。

収納するモノも取り出すときに一番スムーズな動線を意識することで、出し入れするストレスが軽減されます。ちょっとした工夫で慌ただしい朝でもムダな動きが少なく、スムーズにおでかけ準備ができますよ。

3.「見える収納」でストック管理をわかりやすく

洗面下

洗面所下の開き戸収納には、開けたら一目でなにがどこにあるかわかるように、低めのメッシュ&半透明のケースに入れています。さらに、ケースごとに掃除用具やストック用などグループ分けをしておくと便利ですよ!

高さがあるケースや引き出し収納にすると、「開き戸をあける+ケースを引き出す+中身を確認する」という3ステップが必要です。しかし、低めの見やすいケースに入れれば、「開けたら中身がチェックできる」と1アクションでストックの在庫管理ができるのでとてもラクになります。

開き戸収納は、閉めてしまえば生活感はほとんどわかりません。真っ白なケースや引き出しに入れるなどおしゃれさを追求せず、“見やすさ”を優先しましょう。「開けたらすべて見える」を意識して整えておくと、ストック管理のひと手間を減らせますよ。

洗面所

洗面所の外側は「シンプルにモノの量を抑えることで掃除のしやすさ」を、内側は「種類や数が見やすい仕分けで出し入れのしやすさ」を重視しましょう。

狭い空間でもモノが溢れがちだからこそ、1アクションでの使い勝手のよさが、家族みんなの朝時間の短縮につながります。出しておくモノは浮かせて、しまっておくモノは余白をとって見やすく、掃除のしやすさと使いやすさの両方のバランスが叶うように工夫してみてください。

のぞみ
シンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころも かろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram▶@non.karoyakani

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