女の人生において一度は岐路に立たされるであろう悩ましき問題、結婚。
結婚

アンアン世代100人への意識調査を行うと、結婚への焦りや不満が出るわ出るわ。結果から、いまどきの結婚観を読み解きます。ラブジャーナリスト・中村綾花さん、漫画家・水谷さるころさん、「DRESS」編集長・池田園子さんの意見も参考にしてみて。

結婚に関して焦りや不安はありますか?

1位 非常にある 48%
2位 少しある 37%
3位 あまりない 13%
4位 まったくない 2% 

焦るのはこんなとき

1位 友人の結婚・出産を聞いたとき
2位 自分の将来を考えたとき
3位 休日に一人で過ごすとき
4位 実家に帰ったとき
5位 仕事が忙しすぎるとき

一人でいるときだけに限らず、家族や友人といるとき、仕事中など、どこにいても、焦る気持ちがやってくるよう。「結婚や出産報告を聞いたときに焦るのは、自分が持ってないものを見て心がざわついているだけ。自分が本当に必要なものを見極めて」(中村さん)。「まだ問題が起こってない先のことを『~かも』と不安になるのはメディアの影響かも」(水谷さん)

無意識のうちに、私たちは焦らされている。

ずばり、「焦りや不安がある」という人が約9割! 水谷さんは、この中には“本当に不安に思っている人”と、“そんな年上の姿を見て焦りだした人”の二重構造が隠れていると分析。「人気マンガ『東京タラレバ娘』は、30歳以下にとっては“共感”ではなく“恐怖”でしかありません。私たちは、無意識のうちに焦らされる社会にいるという自覚を持つことが大事」。

「焦りが言動に出ると、本来の魅力が失われる可能性も。結婚は競争ではありません。人と比べて自分を追いつめないで」(池田さん)。

「不安のスパイラルから抜け出せないのは“なぜ結婚したいか”の答えが自分の中にないから。自問自答して、自分の軸を作る時間を」(中村さん)

中村綾花さん ラブジャーナリスト。日本で婚活後、渡仏し結婚。世界の結婚事情を発信中。著書に『世界婚活』(朝日出版社)がある。

水谷さるころさん 漫画家。33歳で離婚、現在は事実婚の夫と息子と暮らす。著書に『結婚さえできればいいと思っていたけど』(幻冬舎)が。

池田園子さん 自分らしく輝きたい女性のためのサイト「DRESS」編集長。『はたらく人の結婚しない生き方』(クロスメディア・パブリッシング)を上梓。

※『anan』2017年2月15日号より。イラスト・水谷さるころ 取材、文・齋藤春菜

(by anan編集部)

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自分のしていること(仕事や専門性の高いことなど)が過小評価されていて、日の目を見ない状態を⻭がゆく感じやすいときです。先進的すぎて理解されないとか、周知が足りないだけとか、内容が難しすぎるとか理由はあるにしても、あきらめないことが大切です。投げ出さずに目標に向かって努力を続ければ必ずチャンスはきます。

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