主に80年代には日本全国にあった秘宝館ですが、今や「熱海秘宝館」が日本に残る最後の秘宝館となりました。そんな熱海秘宝館が、1980年のオープン以来初となる大規模リニューアルを行ったというニュースをキャッチ! 鼻息荒く、取材に行ってきました。
今回のリニューアルでは、施設全体の約30%にあたる部分を「ネオ秘宝館エリア」として改修。“エロっていちばんクリエイティブだ”をテーマに、五感を使って真面目に面白くエロスを楽しむことができるコンテンツが詰め込まれていました。インタビューでは、リニューアルを手がけたプロデューサーの渡邉美聡さんに解説していただきながら、施設のリニューアルに込めた想いや「秘宝館」という性のカルチャーについてまでお話を伺っています。
渡邉さんへの取材で特に印象的だったのが「男性目線から消費されるのではなく、文化としての性や性愛について思いを巡らす場所になってほしい」と“ネオ秘宝館”への想いをお話しされていたこと。真摯に、丁寧に、いまの時代だからこそ伝えたい性や性愛の表現を考え抜いてさまざまなコンテンツを作られていらっしゃる姿に胸がグッと熱くなりました。
展示はもちろん、今回のリニューアルを機に登場した、新たな秘宝館のグッズにも大注目です! 痒いところに手が届く多様なアイテムが、豊富なラインナップで販売中。オンラインでは購入できず、現地のミュージアムショップでしか買えないので、取材に行ったスタッフ一同、自腹でグッズを買いまくりました。おすすめグッズを誌面でたっぷり紹介しているので、ぜひご覧ください!
リニューアルエリアだけでなく、昭和らしさを感じる趣深いアトラクションももちろん充実。新エリアと比較しながら、楽しくエロティックな表現の今昔に触れることができますよ。ぜひ、進化した大人のためのアミューズメントミュージアム・熱海秘宝館に行ってみてください!(MM)
熱海秘宝館へは市内からロープウェイに乗り、乗車時間約3分ほど(日本一短いロープウェイとのこと!)でアクセスできます。
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