文・塚田牧夫 PR・日本資格振興協会
Contents
●「トリマー」の仕事内容とは?
●トリマーになるために必要なこと
●「ペットトリミングアドバイザー資格」で理想のスタイルを実現
●「ペットトリミングアドバイザー資格」の内容と取得方法
●「トリマー開業インストラクター資格」でペットの健康をサポート
● 「トリマー開業インストラクター資格」の内容と取得方法
●トリマー資格の取得は「通信講座」がおすすめ
●「諒設計アーキテクトラーニング」なら1日30分程度の学習でOK
●「諒設計アーキテクトラーニング」の評判は?
●「SARAスクール」なら忙しい女性でも安心!
●「SARAスクール」の評判は?
●トリマー資格を取得した人の活躍の場は?
●自分のペットのためにも
「トリマー」の仕事内容とは?
トリマーとは、ペットである犬や猫などの動物の、毛や爪などの手入れを行う専門職のことを言います。
動物のヘアカットやシャンプー、爪の手入れなどが主な仕事となりますが、ペットの健康状態のチェックもトリマーにとって重要な仕事の1つです。ヘアカットは定期的に行うため、トリマーがペットの健康上の異変に気づくことによって、ペットを大きな病気から守ることもあります。
また、トリマーは単に伸びた毛や爪のカットといった手入れをするのではなく、犬や猫の品種に応じたカットを行います。例えば、プードルであればプードル用のカット、ダックスフンドであればダックスフンド用のカットを行うため、トリマーになるためには品種ごとのカット方法を習得する必要があるのです。
トリマーになるために必要なこと
トリマーになるためには、ペットに関する基礎的な知識に加え、ヘアカットや爪カットなどトリミングの知識やテクニックを身につける必要があります。ほかにも、ブラッシングやドライヤーなどのスキルも必要です。
また、猫種・犬種に応じたカット方法だけでなく、人気トリマーになるためには飼い主の要望に応じたカットを行えるスキルも欠かせません。さらに、トリマーは飼い主から飼育方法や躾に関する相談を受けることも多いため、動物全般の知識が求められます。
そして、安全にトリミングを実施するにあたり、動物の適切な扱い方法などを身につけることも必要と言えるでしょう。
近年ではペットの存在意義が高まるとともに、こうした知識や技術を身につけたいと考える人も増えており、その結果、トリマー資格への関心も高まっているようです。なかでも、高い人気を誇るのが『ペットトリミングアドバイザー資格』と『トリマー開業インストラクター資格』の2つです。
「ペットトリミングアドバイザー資格」で理想のスタイルを実現
コロナ禍で自宅にいる時間が増えたこともあり、近年では室内で飼えるペットの人気が高まっています。特に犬の場合、人気が高いのが、トイプードルやチワワ、ポメラニアンといった、室内でも飼える小型犬です。ただ、このような毛の長い犬は、定期的なヘアカットが必要となります。
また最近は、ペットのヘアスタイルにこだわる飼い主も増えています。そのため、トリミングの際に「新しいヘアスタイルに挑戦したい」「個性的なスタイルにしたい」などの注文が入ることも。
そういった飼い主の希望を把握し、ペットの毛質やサイズに合わせた理想のヘアスタイルを実現するための専門的な知識とスキルを身につけたい人におすすめなのが、「ペットトリミングアドバイザー資格」になります。
「ペットトリミングアドバイザー資格」の内容と取得方法
ペットトリミングアドバイザー資格を取得することで、家庭の犬や猫のトリマーに関する基礎的な知識・トリミングの手順の知識を有していることが認定されます。
試験では、はさみやバリカン、シャンプーなど道具の使い方に関する知識やスキルが問われるだけでなく、ブリーダー開業に必要な設計・設備、開業準備、開業費用の目安(犬や猫の仕入れなど)などのブリーダーとしての業務に関する知識も問われます。
このペットトリミングアドバイザー資格は、『日本生活環境支援協会(JLESA)』主催の民間資格です。受験の申し込みは、団体の公式ホームページからインターネットで行うことができます。
受験資格は特になく、受験料は10,000円。在宅での受験となるため送られてきた試験問題に解答し、提出期限までに解答用紙を返送するだけ。70%以上の評価を得ることが合格の条件となります。
「トリマー開業インストラクター資格」でペットの健康をサポート
ペットである動物も、人間と同じように体調を崩すことがあります。また、これから夏を迎えるにあたり、熱中症などにかかる危険性もあるでしょう。
犬や猫は全身を毛で覆うことで、直射日光や紫外線、外的刺激からカラダを守っているため、短すぎるカットはすすめられません。しかし、ある程度毛を整えてあげることで、空気の通りが良くなり、カラダに熱が溜まらないよう調節しやすくなります。
トリマーとして活躍するためには、ペットの毛や爪の手入れ方法だけでなく、そういったペットの健康をサポートするためのケアに関する知識も必要です。そんなトリミングに関する知識やトリマーとして活躍するために必要なスキルを身につけられるのが、「トリマー開業インストラクター資格」になります。
「トリマー開業インストラクター資格」の内容と取得方法
トリマー開業インストラクター資格を取得することで、トリミングに関する知識やトリマーとして開業するための知識を有していることが証明されます。
試験では、子犬や大型犬、シニア犬などのトリミングの注意点、シャンプー剤の選び方や効果効能、ハサミのお手入れと購入時期などトリミングに関する知識全般のほか、トリマーの職業病対策、売り上げの管理と運営、顧客情報の管理と把握といった、実際にお店を運営するにあたって必要となる知識も問われます。
トリマー開業インストラクター資格は、『日本インストラクター技術協会(JIA)』主催の民間資格。受験の申し込みは、団体の公式ホームページからインターネットで行います。
受験資格は特になく、受験料は10,000円。在宅での受験となり、合格の基準は70%以上の評価となっています。
トリマー資格の取得は「通信講座」がおすすめ!
トリマー資格に興味を持ち、取得を目指そうとしても、仕事や家の事情などで時間が取れずに、諦めてしまう場合もあるでしょう。
そんな人におすすめしたいのが、「通信講座」での取得です。実は、ペットトリミングアドバイザー資格とトリマー開業インストラクター資格は、通信講座での取得が可能! 通信講座であれば自宅に居ながら勉強することができますし、空いた時間に自分のペースで学ぶことができるため、働きながらでも効率良く資格の取得が目指せます。
通信講座は数多く存在しますが、なかでも特に人気が高いのが、『諒設計アーキテクトラーニング』と『SARAスクール』の2つです。
「諒設計アーキテクトラーニング」なら1日30分程度の学習でOK
「諒設計アーキテクトラーニング」の通信講座カリキュラムでは、1日30分程度の学習を半年間続ければ、無理なく資格が取得できるようになっています。これなら働きながらでも、隙間時間で学習を進めることができますよね。
一方で、短期間で資格取得をしたいという場合は、最短2か月で取得することも可能。また、初心者でも簡単に理解できるようにと、テキストはとてもわかりやすくなっています。
諒設計アーキテクトラーニングで用意されている講座は、「通常講座」と「スペシャル講座」の2種類。「通常講座」では、ペットトリミングアドバイザー資格とトリマー開業インストラクター資格の試験をそれぞれ受験し、各試験に合格することで資格が認定されます。
「スペシャル講座」は、課題をすべてクリアしコースを卒業すると、なんと試験が免除! さらに、ペットトリミングアドバイザー資格とトリマー開業インストラクター資格の2つが卒業と同時に取得できるんです。
「諒設計アーキテクトラーニング」の評判は?
通信講座での学習に対して、不安がある方もいるはず。そこで、実際に諒設計アーキテクトラーニングの講座を受けた人たちがどんな感想を持っているのかを知るために、投稿された口コミを見てみましょう。
「動物好きが高じて、トリマーに転職することを決めました。転職前に少しでも知識を身につけたいと思い受講しました。トリミングの流れや注意点の多くは、就職後に役立ちそうです。また、就職先の探し方、コツなども教わったので、就活時の参考にさせていただきます」
「犬や猫の毛をかっこかわいく切ってあげたときのすっきりとした表情が可愛くて、トリマーとして働くことを望むようになりました。専門学校に通えるほどの環境は整っていなかったのですが、通信講座だと金銭面的にも助かり、今は晴れてトリマーとして働いています。犬も飼い主さんにも喜んでもらえるのが嬉しいです」
動物好きが高じて、受講を決意したという方が多いようでした。また、通信講座であれば金銭面でもスクールなどと比べると負担が少ないことを、メリットとしてあげる人もいましたよ。
「SARAスクール」なら忙しい女性でも安心!
通信講座のなかでもう1つ高い評価を受けているのが、「SARAスクール」です。SARAスクールでは、特に女性へのサポートに定評があります。
女性のなかには、仕事だけでなく家事や育児などに時間を追われている人もいるはず。ただ、忙しいとはいえ、それを理由に資格取得を諦めてしまうのはもったいないことです。
SARAスクールでは、空いた時間を活用して効率よく勉強を進められるようにカリキュラムが組まれているので、そういった人でも安心して資格取得を目指すことができます。
用意されている講座は、「基本コース」と「プラチナコース」の2種類。前者は、基本コースで学習したのちにペットトリミングアドバイザー資格とトリマー開業インストラクター資格、それぞれの資格協会へ申し込みをして、試験に臨む形式となります。
後者は、在宅で受講し課題を提出すれば、試験が免除されるんです! さらに、卒業時にはペットトリミングアドバイザー資格とトリマー開業インストラクター資格の2つを同時に取得することができます。
「SARAスクール」の評判は?
では、実際にSARAスクールを利用して資格を取得した人たちは、どのような感想を持っているのでしょうか。ホームページに投稿されたレビューを見てみましょう。
「私は現在大学生でアルバイトと学業を両立しています。その中で今回の資格を取得しようとしました。学校に通うとなると授業の時間が決められているので受けることができないところもあり諦めていたのですが、この講座では自分のペースで勉強を進めることができるのでとても良かったです!」
「初めは正直なところ資格が取れるのか不安でしたが、何度も何度もテキストを読み返していたら自然と覚えることができました。自分のペースで学べるので忙しい方でも無理なく取得できると思います。本当にやって良かったです」
働きながらや学校に通いながら、学習に取り組んでいる人がかなりいるようでした。でも、SARAスクールなら時間がないなかでも、自分のペースで学習を進めていけるようです。テキストに関しても、“非常にわかりやすい”という意見が多く見られました。
トリマー資格を取得した人の活躍の場は?
トリマー資格の取得後は、身につけた専門知識と技術を活かして、トリミング専門のペットサロンや、トリミングサロンやトリミングルームが併設されているペットショップなどでトリマーとして働く人が多いです。
また、実務経験を積んでセンスとスキルを磨けば、飼い主に信頼され、指名を集める人気トリマーになれるかもしれません。
さらに、動物病院のなかには、院内でトリミングを行っていたり、トリミングサロンを併設しているケースもあるので、そういった場所での活躍も期待できます。
そして、経験を積んでスキルを磨けば、フリーランスのトリマーとして独立することも可能! 店舗を構えて個人経営のサロンを開く人もいれば、自宅の一室をサロンに改装して開業する人もいるようです。ただし、開業するためには、別途「第一種動物取扱業登録」を自身でする必要があります。
自分のペットのためにも
トリミングは、ペットの見た目をオシャレにするだけでなく、病気やケガの予防にもつながるものです。
トリマーとして働くために資格取得を目指すのもいいですが、自分のペットに対して適切なケアを行うための知識の習得を目的として、学んでみるのもいいかもしれませんね。