家にこもる日々が続くと、なんとなくストレスを感じることが増えたり、気持ちがふさいでしまうことも。そんなときは、日常の何気ないことに楽しみを見出して、積極的に自分のテンションを上げるようにしたいもの。
そこで4人の暮らし上手な方々に、普段から意識しているおうち時間の過ごし方を伺いました。これまで無意識にこなしていた何気ないことでも、視点ひとつ変えるだけで楽しくなったり、有意義な時間にすることができたり、立派なリフレッシュに。今日から実践できる、おうち時間を楽しくするコツを紹介します。
リフレッシュのヒント:朝のルーティンを決める
一日のスタートを心地よく切るために改めて見直したいのが、朝時間の過ごし方。朝のぼんやりした頭と体を目覚めさせるためには、起きた後に最初にやることをルーティン化してしまうのがおすすめ。無意識でも行動できるシンプルなアクションは、それ自体がスイッチのような役目を果たしてくれるはず。自分の性格や体質に合う行動を探してみて。
朝起きて、まず最初にすること。
松本千登世さん(美容エディター)
特に肩甲骨や骨盤を意識して、眠っている間に縮こまった体を伸ばしたり、ほぐしたり。血流がアップし、顔色が少し明るくなります。
渡辺有子さん(料理家)
水を1杯飲むことで、体と気持ちが目覚めるような気が。お気に入りのグラスで飲むと、その日一日を大事に過ごそうと思えます。
柳沢小実さん(エッセイスト)
カーテンを開け、ベッドメイクする。これだけで「片付けた」「区切りをつけた」という満足感が得られ、一日を心地よく過ごせます。
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中根美和子さん(スタイリスト)
ベッドの中でストレッチをして頭を覚ましてから起きだし、カーテンと窓を全開に。部屋の中にフレッシュな空気と光を取り込みます。
松本千登世さん 美容エディター。美にまつわるエッセイやコラムに定評が。近著は『「ファンデーション」より「口紅」を先に塗ると誰でも美人になれる 「いい加減」美容のすすめ』(講談社)。
渡辺有子さん 料理家。素材を生かした料理が人気。器や食にまつわるショップ『FOOD FOR THOUGHT』のディレクターも務める。最新刊は『渡辺有子の家庭料理』(主婦と生活社)。
柳沢小実さん エッセイスト。衣食住や旅のエッセイを雑誌などに寄稿。整理収納アドバイザーの資格も持ち、家を暮らしやすい空間に整えるのは得意。今秋、旅についての新刊を発売予定。
中根美和子さん スタイリスト。ファッションから食、雑貨まで幅広いジャンルを手がけ、女性誌やカタログなどで活躍。多忙な日々の息抜きは、家でワイン片手に映画を観て過ごす時間だそう。
※『anan』2020年5月13日号より。写真・市原慶子 スタイリスト・中根美和子 構成、文・宮尾仁美 撮影協力・TITLES
(by anan編集部)