結婚相手の判断基準とは?
しいたけ.さんのアドバイス:経済的パートナーとして成り立つかどうかです。
恋愛の次なるハードルとして立ちはだかるのが、結婚。
「SNSやLINEでのやり取りも含めて、これだけ多くの人と連絡をしたり、個人情報を知り得る時代で、『この人と生涯を共にしよう!』と決断する結婚って、一昔前よりもすごく選択が難しい。『この人は私を幸せにしてくれるのかどうか』という基準で選ぼうとすると、男性側もそのプレッシャーをもろに感じ取ってしまいます。今の結婚って、お互いにある程度自立した人同士がするもの。もちろん、完全な自立なんてないのですが、自分自身が『何を大切にしていきたい人生なのか』を決めてみてください。パートナー以外に大切なものを持っている“自立組”が、結婚という『協力生活』を可能にしてくれます」
結婚をする、させるための切り札とは?
しいたけ.さんのアドバイス:「1年後に決めて」と、あらかじめ宣言しておく。
自分はいつでも結婚OKなのに、相手がなかなかプロポーズしてくれない、そもそも彼に結婚する気があるのかわからない…という場合。曖昧な関係をズルズルと長期化させないためにも、あらかじめしっかり対策しておく必要が。
「よっぽどスキルの高い女性でない限り、男性側からアクションを起こさせるのは難しいでしょう。少しムードは薄れますが、同棲するタイミングや記念日などを区切りに、『あと1年したら、お互いの将来を決めましょう』と事前に宣言しておくことをおすすめします。なにも“今すぐに”という話ではないので会話も重くなく、それでも言われた男性側は少しギクッとすること間違いなしです(笑)。ちょっとした危機感を相手に持たせることが肝心です」
心の感度が上がらない…。今の時代の恋愛について。
現代は、恋愛以外にも仕事やSNSなど、あらゆる場面で自己表現を求められる厳しい時代。結果的に、恋愛まで手が回らなくなってしまっている人も多いと思うんです。
昔は男性がしっかり稼いで、お姫様である女性を迎え入れる、ということが一般的でした。仲のいい両親に育てられた人ほど、そういう古い価値観に縛られてしまうのかもしれません。だからこそ、「いいな」と思う相手がいても、自分からはアプローチせず、相手が連絡してくるのを待ってしまう。
でも今は男性にとっても女性にとっても、恋愛することは当たり前ではなくなっています。常にスキルアップを求められる現代では、ある程度自分が「完成した人間だ」と思わないと、恋愛なんてできないのかもしれません。どうしても恋に臆病になってしまうという人は、どんな些細なことでもいいので、自分が今日一日で達成できた“褒めポイント”を書き出してみてください。まずは自分を肯定してあげることが、恋するための第一歩なのです。
しいたけ.さん 占い師。早稲田大学大学院政治学研究科修了。哲学を研究するかたわら占いを学問として勉強。著書に『しいたけ占い 12星座でわかるどんな人ともうまくいく方法』(小社刊)ほか。最新刊『しいたけ.の部屋 ドアの外から幸せな予感を呼び込もう』(KADOKAWA)が12月15日に発売予定。しいたけのブログ https://ameblo.jp/shiitake-uranai-desuyo/
※『anan』2018年11月28日号より。イラスト・原田桃子 文・瀬尾麻美
(by anan編集部)
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