坂口涼太郎、宇賀なつみらが紹介。好きに出合う旅上手のトラベルアドレス

ミュージカル、サウナ、カフェ、絶景etc…あえて旅の目的やテーマを絞り、旅先で“好き”をとことん極めてみるのはいかが? 「こんな贅沢な旅してみたい!」と思わず叫びたくなる、旅上手な5人のトラベルプラン&旅のこだわりをご紹介します。

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    坂口涼太郎が行った、ミュージカル観劇&満腹グルメ完食旅(韓国・ソウル|2泊3日)

    トラベラー 01

    Profile

    坂口涼太郎

    さかぐち・りょうたろう 1990年8月15日生まれ、兵庫県出身。俳優ほか、ダンサーなどとしても活動。出演のミュージカル『RENT』が11月13日まで東京・シアタークリエで上演中。地方公演あり。

    今年は国内だと新潟、滋賀、石川へ、海外はアメリカと韓国に行きました。“もったいない精神保持者”なので、仕事のついでに延泊をして旅をすることも多いです。旅の日程が決まったら、その地にまつわる本や雑誌を読みまくり、自分の琴線に触れた場所にGoogleマップでピンを打っていきます。ネットよりも、厳選された情報が手に入る本や雑誌の方が便利なんですよね。ちなみに“ピン活”は24時間体制でしていて(笑)、気になった場所やお店があればすぐに打つようにしています。

    3月に一人で、2泊3日で韓国を訪れたのはミュージカル『長い長い夜』を観賞するため。韓国はエンタメの宝庫なのでミュージカル観賞の目的を果たしたら、“食のナマハゲ”になった気分で冷麺やポッサム、焼き肉を食い尽くし、コスメを買い漁り、美術館にも行きました。自分の好きなことだけをして、心が満たされる旅にするには、一人旅がやっぱり最高! そして気が済むまでそこにいられるかどうかは、旅先選びの大事なポイントでもあります。旅のおまじないは“なんかならず”。“なんか”+“必ず”の自作の造語で、なんかここ…とピンときた場所には、必ずご縁が待っているはずという考え。自分の“好き”に敏感になって、みなさんもどんどん旅に出かけましょう!

    今回初めて、字幕用タブレットを使ってミュージカル『長い長い夜』を観賞。物語も曲もよくて号泣でした。タブレットがあると答え合わせができていいですね。

    NYで行くことができなかったイマーシブ・シアター『Sleep No More』を韓国で。ドレスコードに従い、仮面着用でショーを見たり、パーティに参加も。

    今回の旅では、初めて漢江へ。近くのコンビニで袋麺を購入して、やり方がわからなかったけど、レジ脇にあった生卵まで使ってなんとなく作って川沿いで食べました。昼間の空が綺麗で、川のきらめきと、遠くに見える民家や橋を渡る車などの景色のおかげで、美味しすぎた! これ、“ビブグルマン”に載せた方がいいと思う。

    韓国でごはんを食べようと思うと、2人前からの注文の壁にぶち当たるけど、“孤独とは2人前からしか頼めない肉を1人で美味しく平らげること”。焼き肉もポッサムも、韓国では必ず食べる冷麺も、命ではなく胃を懸けて食べるんやで。お腹いっぱいとか言ってんじゃないよ!(笑)

    ど定番のオリーブヤングには1時間ぐらいいて死ぬほどタッチアップして、棚にない商品は出してもらい、至極のコスメたちを購入。優勝はCLIOのベルベット リップペンシルとボリュメイト ブラー ティント。生きれば生きるほど“どどめ色”になっていく唇が、中学生の唇になる!(笑)

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    宇賀なつみが行った、スパ&サウナでとことん“ととのう”旅(アイスランド・レイキャビク|5泊7日)

    トラベラー 02

    Profile

    宇賀なつみ

    うが・なつみ 1986年6月20日生まれ、東京都出身。テレビ朝日のアナウンサーとして活躍後、フリーに。3年間の旅をまとめた第2弾となるエッセイ『おもうがたび』(幻冬舎)が発売中。

    新型コロナウイルスの影響で旅に行きたくても行けないという経験をしてから、1か月のうち3週間働いて1週間休むという働き方に変えました。休みの1週間はほぼ毎月、国内外問わず旅に出ています。

    旅先は、だいたい気分や体調によって選びます。そして現地での予定は柔軟に。前もって調べるのは天気や通貨、言語などの基本情報ぐらいにして、旅先での気分や偶然の出合いを大事にしています。例えば天気がいい方向に向かって列車で移動するとか、一人旅の途中で行き先を変えて別の国で友達と合流したことも。現地の食べ物を食べ、現地のお酒を飲み、気の向くままにスーパーや市場、図書館などに行き、現地の人のように過ごしたりもします。なるべくルールを決めないのが、私の旅のルールです。

    最近よかった国は、昨年9月に俳優の清水みさとちゃんと行ったアイスランド。現地では車を借り、運転を交代しながらサウナ巡りをして“地球の割れ目”を見に行ったり、シーフードを食べたり。地球を旅しているんだ、という実感が凝縮された7日間でした。季節や天気で表情が全く変わるので、次は違う時期にまた行ってみたいです。ちなみに、今年はパラオやシンガポールも。そろそろヨーロッパに行きたい気分だったので、明日からは友達とジョージアに行ってきます!

    首都・レイキャビクから近い場所に2021年にオープンした「スカイラグーン」は、サウナや温水プールなども充実したスパ施設。水着を着たままお酒を飲めて、温泉まで楽しめるのは、アイスランドならではですね。何時間もいろんなお風呂やサウナが楽しめる施設は、何も考えずにいられる癒しの空間です。

    有名な観光スポット“地球の割れ目”へ。「絶景だね」なんて話しながら写真を撮っていたら、突然雨が降り出しました。慌てて車に戻って雨宿りをしていたら、なんと空に大きな虹が! 遮るもののないアーチ状の虹が、出て消えるまでを見届けた20~30分間、みさとちゃんと2人でキャーキャーしてました(笑)。

    レイキャビクは小さいけれどおしゃれな街で、ホットドッグスタンドがあちらこちらにあり、シナモンロールも有名。ラム肉の料理が多いのですが、ホットドッグにもラムやいろんなお肉が選べたりしてバリエが豊富でした。私的な一番はシーフード。ロブスターやサーモンなどの魚介は絶品で、お酒も進みました。

    1泊した「ブルーラグーン」で、みさとちゃんとの泥パックショット。温度の違う温泉がいくつもあったり、温泉と繋がっているサウナや休憩所のほかレストランなどもあって、まるで一つの街みたいでした。大人も子供も、そして国籍も人種も異なる人たちが、真っ青な温泉に浸かりながら幸せそうにしていたのが印象的。

    アイスランドには、周りには何もない草原の中に突然ポンと湧いている、ほったらかされたような野天風呂もたくさんあります。脱衣所の木造の小屋がポツンとあるだけで、本当にシンプル。そんな野天風呂に浸かっていると、まるで自分が地球に埋まってその一部になったような、不思議な感覚になりました。

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    上西星来が行った、美と癒しのアーユルヴェーダ旅(スリランカ・ベントータ|10泊11日)

    トラベラー 03

    Profile

    上西星来

    じょうにし・せいら 1996年8月14日生まれ、愛知県出身。16歳でガールズグループのメンバーとしてデビュー。雑誌『美的』のアンバサダーを務めるほか、現在はモデルとして活躍中。

    旅は「行ってみたい!」という気持ちや直感に従い、一歩踏み出すことから。昨年、心身を整えるために訪れた「Barberyn Sands Ayurveda Resort」もそうでした。

    自分専用のプログラムのもと、グルテンフリー&ヴィーガン食を摂りながら午前中はヨガや鍼治療などアーユルヴェーダのリトリートを体験。

    午後は近くの海に行ったりしながら自分と向き合う時間に。滞在中は思考や感情が整理され、悩んでいた生理不順は今でも緩和されています。

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    石井輝明が行った、究極の一杯を見つけるコーヒー旅(フランス・パリ|4泊6日)

    トラベラー 04

    Profile

    石井輝明

    いしい・てるあき 1984年10月17日生まれ、大阪府出身。芸人以外に、カフェを経営。著書『全人類に提唱したい世界一手軽な贅沢 おいしいコーヒーライフ入門』(KADOKAWA)が発売中。ⒸYOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD

    旅に求めるのは、休息より新しい体験や発見。そして小さな“好き”を携えていれば、好きがどんどん繋がっていき、新たな“好き”に出合えると思っています。

    今年のはじめにカフェ巡りを目的にパリへ。カフェが多く、雨であろうが地元の人たちがテラス席でコーヒーを飲んでいる姿が印象的でした。

    11軒回ったカフェの中でのNo.1は、日本人オーナーの『Dreamin Man』。

    豆の質が高く、丁寧な仕事ぶりで地元の人に大人気の一杯!

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    田形千紘が行った、一生に一度の絶景に出合う旅(タイ&ラオス・メコン川周辺|8泊9日)

    トラベラー 05

    Profile

    田形千紘

    たがた・ちひろ 静岡県出身。大学時代に海外を旅しながら写真の魅力に目覚める。スタジオ勤務などを経て独立。ファッション誌や美容誌、アパレルブランドなどの広告撮影を手がける。

    旅先を選ぶ時は直感派。非日常を感じたいので、絶景を目指して行きます。

    以前タイで見てとても感動したランタン祭りを息子にも見せたいと思い、今年はタイ&ラオスの旅をしながら年越しをしました。夜空に一斉に上がる無数のランタンは、まるで夢の中にいるみたいに幻想的。

    ラオスではメコン川を筏でのんびり下ったりもしましたが、夕暮れ時には感動の光景が。夕陽が色濃く、また空の色が川に反射して美しかったです。

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    取材、文・若山あや

    anan 2516号(2026年10月21日発売)より
    Check!

    No.2516掲載

    秋の推し旅 2026

    2026年10月21日発売

    anan恒例の旅特集。今回は「“好き”をとことん満喫する旅」をテーマに、奈良では麗しの近代建築めぐりを、大阪ではお笑いと芸人メシ堪能旅、沖縄では沖縄タコスやスイーツを食べまくるローカル“粉モノ”旅を決行。

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