
anan編集部員が洗練された美食とワインを味わいに、オーストリア・ウィーンへ。伝統的な市場からモダンなダイナーまで、豊かな食文化が息づく街の魅力をお届けします。
トラベラー
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編集M
今回が初ウィーン! 街の清潔さに驚きました。おすすめ土産はチューブ入りマスタード。
音楽と芸術の都で堪能するおいしいご褒美時間
モーツァルトやベートーヴェンなどが活躍し、音楽と芸術の都としてのイメージが強いオーストリアの首都・ウィーン。実は、市内に広大なブドウ畑と多数のワイナリーを擁する世界唯一の首都。そのため、古くから続くワイン文化の発展に伴い、伝統的な「ホイリゲ(ワイン農家が経営する酒場&新酒ワインのこと)」文化や、ワインを軸にしたモダンな食文化が根付く美食の街でもある。
クリーミーなウィンナーコーヒーやザッハートルテを味わう王道カフェ文化はもちろん、地元のワインと食材を楽しむホイリゲ巡りや定番ウィーン料理の数々、クリエイティブな気鋭のダイナーまで、食の楽しみは尽きることがない。
市内には世界遺産や美術館エリアなど観光スポットも多数。地下鉄・トラム・バスの充実した公共交通機関を使えば、効率的に巡ることができる。また、歴史ある美しい建物が連なる街並みは、歩くだけで感性が刺激される時間に。
ヨーロッパ各国からのアクセスも抜群で、周遊ルートに組み込みやすい点も大きな魅力。次の休暇は、ウィーンワインを片手に美食を楽しむ旅へ出かけてみては?
SPOT 01|新進気鋭の完全ヴィーガンダイナー
オーストリアで初めて完全ヴィーガンでミシュランの星を獲得した『ヨラ』。国内各地から仕入れた季節の食材を使ったクリエイティブなサプライズコースのみを提供(8~10品)。ドリンクは料理に合わせてワインとノンアルコールのペアリングを用意。8テーブルのみのコンパクトで洗練された店内でのフレンドリーな接客も嬉しい。
SPOT 02|伝統ワインを絶景とともに味わって
ウィーンで消費されるワインの約85%は白ワイン。なかでも注目は、複数品種を同じ畑で栽培・醸造する伝統ワイン「ゲミシュターサッツ」。これを手がける代表的なワイナリーが営む、人気の屋外ホイリゲ『ヴィーニンガー・アム・ヌスベルク』。ブドウ畑から市内を一望する絶景とワインを楽しめる。冬期は休業なのでご注意を。
SPOT 3|元デザイナーが手がける、美味で洒落た人気ホイリゲ

広告代理店のグラフィックデザイナーからワイン醸造家に転身した女性オーナーが営む、伝統的かつモダンなホイリゲ『ブッシェンシャンク・イン・レジデンス』。彼女が手がける洗練されたナチュラルワインと地元食材を使ったひねりの利いたこだわりの料理を味わいに、家族連れからヒップな若者たちまで老若男女が集う。
SPOT 4|地元の食材が集結! ツウ好みのローカル市場
新鮮な地元の食材・食品を購入できる知る人ぞ知るマーケット「マルクテライ」。会場はリノベーションされた工場跡地。環境意識が高いオーストリアらしく、再生可能エネルギーが使用されている。生産者たちと直接話せたり、中庭でローカルフードやドリンクを楽しんだり、交流の場としても地元民たちに親しまれている。
SPOT 05|美術館エリアのビストロでウィーン料理を
有名な美術館などが集う「ミュージアム・クォーター」の奥に隠れたビストロ『グラシス・バイスル』。ターフェルシュピッツ(牛肉の煮込み)など、上質な定番ウィーン料理を多数提供。叩き延ばした仔牛肉にパン粉を付けて揚げ焼きした、サクサクのヴィーナー・シュニッツェルが絶品。アート巡り前後の腹ごしらえにも◎。
anan 2516号(2026年10月21日発売)より







































