日本各地の厳選食材を取り入れて…ショコラティエのこだわりを感じる“和テイスト”チョコ4選

フード
2025.01.19

銘酒で知られる酒蔵の蒸溜酒や、ご当地の柑橘類、植物、調味料など、日本各地の素材との掛け合わせを堪能できるチョコレートが揃いました。一粒ずつにショコラティエのこだわりや、込められた想いを感じます。

1、【七賢×アラン・デュカス】3種のカカオと蒸溜酒、特別な出合い。

ガナッシュ・オリジン×アラン・デュカス サステナブル・スピリッツ-七賢 6個入り¥3,780
山梨の銘酒「七賢」とアラン・デュカスのコラボレーションで誕生した蒸溜酒「アラン・デュカス サステナブル・スピリッツ」と、カカオのマリアージュを楽しめる。ガナッシュには産地が異なる3種のカカオを使用。甘酸っぱさのあるマダガスカル産、フルーティなペルー産、スモーキーなジャワ産という表情の違うラインナップに。甘みを抑えたショコラノワールと、酒粕の華やかさ、そして蒸溜酒のすっきりとした味わいのバランスがなんとも上品…! お酒を飲み比べるような感覚でぜひ。「七賢」のオンラインショップ、直営売店『酒処大中屋』でも販売。

七賢

2、【ル ショコラ ドゥ アッシュ 銀座本店】能登半島への感謝と復興の願いを込めて。

C.C.C. 能登の大地の恵み¥2,500
’24年1月1日に発生した地震で被害を受けた石川県七尾市出身である辻口博啓シェフが、能登半島への感謝と復興の願いを込めて、4粒のショコラを作り上げた。能登ワインやいちじく、クロモジを重ねた「テロワール能登」。「ふきのとう」は、ほろ苦いふきのとうのガナッシュと、能登の鳥居醤油を使用したキャラメルに似た味わいに。ほかに、能登ヒバから抽出した香りを閉じ込めたガナッシュのもの、柚子と地元の農園で採れたレモンマリーゴールドで作る爽やかな一粒が並ぶ。能登の豊かさと魅力を感じて。

東京都中央区銀座6‐7‐6 銀座細野ビル1F TEL:03・6264・6838 11:00~20:00(日・祝日~19:00) 不定休

3、【ロンポワン】緑の食材で作る翡翠チョコレート。

翡翠 8個入り¥5,292
名前の通り、宝石のように美しく神秘的なマーブル模様に心を奪われるボンボンがお目見え。掲げるテーマは“緑の食材”。鹿児島の限られた集落で古くから栽培されている柑橘である「へつか橙」をはじめ、ホップとコリアンダー、月桂樹、ボタニカルを使った4種がアソートに。瑞々しい風味とカカオ、ジンの掛け合わせは、爽やかな大人の味わいに。チョコレートにハーブを組み合わせたり、カクテルのテクニックを駆使するショコラティエ・田中丸博文さんらしさが溢れる。

東京都新宿区新宿3‐14‐1 伊勢丹新宿店 TEL:03・3352・1111 10:00~20:00 2/2~6、2/8~14に「サロン・デュ・ショコラ 2025」で販売。

4、【fammy by Miho Sato(ファミー バイ ミホ サトウ)】余韻まで豊かなボンボンショコラ。

favorite yummy 6個入り¥3,132
シーリングスタンプを押したようなデザインがロマンティックなボンボンショコラ。ドライフルーツのような甘みと酸味が口の中に広がるべにほうじ茶を使ったものと、土佐ベルガモットと玄米を合わせた2種類。どちらも深みのあるフレーバーで濃厚、お酒との相性も良い。一方、天体のような佇まいをした半球のショコラは、フローラルな香りの土佐ベルガモットと甘酒のようなお米のジャムを組み合わせていて爽やかな口あたり。柑橘ならではの軽やかさと優しい甘みに、心がほどける。1/31~2/14、松屋銀座の「GINZA バレンタインワールド」にて限定販売。

東京都中央区銀座3‐6‐1 TEL:03・3567・1211 11:00~20:00
写真・津留崎徹花 スタイリスト・荻野玲子 監修・chico 取材、文・重信 綾

anan 2430号(2025年1月15日発売)より

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No.2430掲載2025年01月15日発売

チョコレート♡LOVE 2025

バレンタインシーズンを間近に控え、恒例のチョコレート特集をお届けします。ショコラメゾンのラグジュアリーな世界から、いま注目の“ビーントゥガトー”、ホテルや人気ショコラトリー、パティスリーの新作、ギフトにも最適なクッキー缶、最高の出来立てを味わえるイートインデザート、手軽に食べられるデイリーチョコ最新情報まで、2025年のチョコレートのトレンドを徹底リサーチしています。

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