生姜に詳しい料理家・森島土紀子さんに、あると便利な生姜の万能調味料と、レシピを教えていただきました。


「冷えの改善や抗酸化作用により、美肌効果やアンチエイジングも期待できるといわれる生姜。ただ、料理のたびに下ごしらえをするのは面倒だという人もいるのでは? そこで手軽に使える“生姜万能調味料”を紹介します。これらを使い分ければ、生姜料理が簡単に! ポイントは生姜の汚れだけを取り除き皮ごと使うこと。香りまで楽しんで」(生姜料理研究家・森島土紀子さん)

ジンジャーガーリックオイル

生姜×にんにくの最強コンビは焼き物&炒め物に大活躍。

保存期間・常温で2か月

【材料】
オリーブオイル(または胡麻油)…200ml 生姜…20g にんにく…2かけ

【作り方】
(1)生姜は皮ごとみじん切り、にんにくは薄切りにする。
(2)保存容器にオリーブオイル、(1)を入れ、1日置く。

赤魚のジンジャーガーリックオイル焼き
ホイルごと焼いてそのままテーブルへ。イカで代用OK!

【材料(1人分)】
赤魚…1切れ 生姜…10g 長ネギ…適量 小ネギ…適量、A[ジンジャーガーリックオイル…大さじ2 酒…大さじ1 柚子胡椒…小さじ1/2 めんつゆ…大さじ1/2]

【作り方】
(1)小ネギは小口切りに、長ネギは斜め切りに、生姜は千切りにする。
(2)赤魚をホイルにのせ、その上によく混ぜたAをかけてトースターで約20分、焦げ目が少しつく程度に焼く。
(3)焼き上がったら、(1)をトッピングする。

“ジンジャーガーリックオイル”を使った他レシピは本誌(anan 2427号)をチェック!

Profile

生姜料理研究家・森島土紀子さん

生姜に魅せられ、料理家の道へ。現在は神奈川県で生姜料理を提供する『しょうがの森』のオーナーを務めている。共書に『体が整う とっておきのしょうがレシピ』(ナツメ社)など。テレビや雑誌などメディアで活躍。

写真・津留崎徹花 レシピ作成&料理作製・森島土紀子 取材、文・若山あや 撮影協力・UTUWA

anan 2427号(2024年12月18日発売)より
Check!

No.2427掲載

チャージ&デトックスRecipe

2024年12月18日発売

寒くて免疫力が下がりがちな冬。不要なものをデトックスしつつ、必要なエネルギーをストレスなくチャージすることで、食から体を整えるためのレシピ集。初心者のための“せいろ蒸し”、長谷川あかりさんが教える“養生粥”、世界のあったかスープ、のせるだけチャージ丼など、簡単でおいしい旬のレシピが盛りだくさん。

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今日は二十四節気では小暑であり七夕です。ただ、この時期は梅雨の最中ですから、この行事は本来の旧暦で行うほうが天気に恵まれやすくてよいだろうと思います。さて、今日の暦も昨日に引き続き先進性や文化性のある日ですが、新しいものを垣間見る程度にするのが吉と出ています。深入りすると現状を疎かにしてしまうからです。

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