カカオ含有量が高いチョコレート特有の苦みや渋みがほとんどなく、豆そのものの風味を感じることができる、話題のホワイトカカオ。
ホワイトカカオのヒミツを徹底解剖します！
ホワイトカカオとは？
ここ数年、こだわり派のショコラティエやメーカーから発売され注目を集めているのが、ホワイトカカオを使ったチョコレート。苦みや渋みが少なく、カカオ本来の風味を感じるおいしさがチョコレートファンを惹きつけている。
ホワイトカカオとは、中まで真っ白い実をつけるカカオのこと。一般的なカカオ豆の断面が紫色なのに対して、ホワイトカカオの断面は白。紫色の主な成分はポリフェノールで苦みのもとになるため、ホワイトカカオを原料にしたチョコレートはマイルドな味わいなのが特長。
純粋な品種がほとんど存在しないカカオの原種にもっとも近いといわれる、貴重なクリオロ種の木のなかでも1000本中1本あるかどうかというほど希少だとか。流通量が少ないからレア度も話題性も抜群。見かけたら、ぜひ一度食べてみて！
では、ホワイトカカオを使ったチョコレートを紹介します。
熟成したホワイトカカオの香りを最大限に引き出したフルーティな味わいが印象的。
「ル ショコラ ドゥ アッシュ」ペルー カカオ ブラン 70％￥1,950＊税込み（銀座本店TEL：03・6264・6838）
土屋公二シェフが厳選したホワイトカカオを使ったビーントゥバーチョコレート。
「カカオストア」ビーン・トゥー・バー・ペルー￥1,500（カカオストアTEL：03・3460・1726）
カカオマスと砂糖だけで練り上げることで、果実のようにジューシーな風味を実現。
「カカオスーヨ」ピウラセレクト￥1,500（カカオストアTEL：03・3460・1726）
※『anan』2016年2017年1月18日号より。写真・山口 明 スタイリスト・中根美和子 取材、文・大澤千穂
（by anan編集部）
