今回の「手みやげ大賞」のグランプリ選考では、小誌連載「Food news」でおなじみのchicoさんと真野知子さん、そしてアンアン編集部が手みやげにぴったりの注目のお菓子を徹底リサーチ&ジャッジ。
「洋菓子でも和菓子でも、パッケージや包みのデザインは手みやげ選びの重要なポイント。隅々まで心遣いが行き届いている商品は、第一印象として渡す相手の記憶に残りやすいものです」(ギフトコンシェルジュ・真野知子さん)
「最近気になっているのは、ミニャルディーズやプチフールなどの小さなスイーツ。手みやげに持っていくと、大勢が集まる場ならばワイワイと選べて盛り上がるし、一人の方に贈っても飽きることなく楽しんでもらえます。また、若い職人が作る洒落た和菓子も注目株です」(スイーツライター・chicoさん)
おいしさはもちろん、パッケージを含むルックスの美しさ、そして新しさを感じるなどの話題性。いま手みやげに求めるポイントをばっちり押さえたお菓子から、2016年度のグランプリを選出! 贈られたら気分が上がり、贈ったほうも鼻が高い、まさに気の利いた手みやげの決定版です。
さて、そんな「手みやげ大賞」の2016年度グランプリに輝いたのは…『UN GRAIN(アン グラン)』の「ミニャルディーズ」。宝石のような美しさで女心を魅了するこのお菓子。シェフパティシエは、パリの三ツ星レストランやビストロ『ブノワ』で経験を積んだ金井史章さん。
「小さいのに一つ一つの構成が綿密に考えられているのは、レストラン出身の金井シェフらしい。スパイスをほんのりとアクセントにしたり、中にソースが隠れていたり、驚きが潜んでいるのも魅力」(chicoさん)
「コンパクトで豊富なラインナップは、贈り手も贈られた人も選ぶ楽しみがあります。ビジネスでもパーソナルでも、カジュアルにもフォーマルにもOKの懐の深さもいい」(真野さん)
生菓子の手みやげは少し上級者な印象だけど、こちらは別格。食べやすいサイズ感で、パッケージもくずれにくいこだわりをちりばめ、なにより華やかでおいしい。全員一致でグランプリに決定!